575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

朴の葉の 栞<しおり>砕けし 冬はじめ <殿>

2021年11月20日 | Weblog

拾い集めた朴の葉。本の栞<しおり>として使っていました。しかし、乾燥したのでしょう。栞は砕けていました。仕方なく本の縁を折ります。砕けた朴の葉が冬の始まりを告げているようです。ところで、575の先輩諸氏も楽しい句会の時間を過ごされたご様子。学会と重なり出席できなかったことをお詫び申し上げます。実は、別句会に出席。場所が実家の裏のカフェ。TVではお見かけしても2年ぶりの句会。旧交を温めました。話を俳句に戻します。11月の投句では急逝した友に初冬の梅の開花を伝えたいと詠みました。その連句がこちら。「冥界の かほり伝えし 帰り花」<殿> 注釈、季節外れの冬に咲く梅。冥界の花かもしれません。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする