- 読初や遺品の書より故事辞典 (晴代) 竹葉 遅足 千香子 須美
- 初刷りや能登の家族の腕相撲 (千香子) 晴代 遅足 麗子 容子 亜子 泉
- 初漁や形見の万祝飾る海女 (能登) 千香子 童子
- 哀楽のにじむ遺影や初明り (亜子) 竹葉 能登 晴代 佐保子
- 初場所の鬼にならんか琴櫻 (遅足) 佐保子 麗子 童子
- 初場所や小力士巨漢を投げ倒す (須美)
- 初蝶や振り袖凛と二十歳顔 (竹葉) 泉
- 初お屠蘇吾子の笑顔に福来たる (泉)
- 初雪に四年ぶりなり夫の歌 (佐保子) 能登 晴代 麗子 千香子 郁子 亜子
- 初日の出目と目細まり初笑顔 (郁子) 泉
- 初日の出己が刃を研ぐ剱岳 (童子) 能登 郁子 容子 亜子 須美
- 初富士や車窓いっぱい裾を引き (麗子) 竹葉 遅足 佐保子 郁子 容子 須美 童子
自由題
- 冬ぬくし受話器に残る友の声 (竹葉) 遅足 佐保子 麗子 郁子 亜子 須美 泉
- 蝋梅や一輪咲いて一周忌 (麗子) 竹葉 能登 遅足 佐保子 千香子 亜子
- しいいんとしみる奥歯や寒の入 (遅足) 麗子 容子 須美 童子
- 福笑い猫片耳で参加して (童子) 郁子
- 福笑ひと同じ顔して夫写る (佐保子) 遅足
- まあたらし箸一膳の淑気かな (亜子) 能登 晴代 麗子 千香子 容子 須美 童子
- 洋風の輪飾りふえし近隣家 (晴代) 佐保子 泉
- 能登の海潰れ屋で泣く虎落笛 (能登) 竹葉 亜子
- スパイスに七草がゆは無国籍 (郁子) 晴代 千香子 泉
- カイロ5個振袖の下貼る成人 (須美) 郁子
- 過去と悔い雪に覆われ水墨画 (泉) 竹葉
- 寒の入り空酒ビンの青さかな (千香子) 能登 晴代 容子 童子
トップ賞は 兼題 麗子さん
自由題 竹葉さん 亜子さん
おめでとうございます
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