日本男道記

ある日本男子の生き様

洗濯板と盥(たらい)

2005年06月07日 | 爺英語
正面にあるのが洗濯板とたらい。写真では見にくいが洗濯板には凹凸がありこれに洗濯物をのせ、石鹸をこすり付けてごしごし洗っていた。核家族が多い今と違い家族数も多く、当時の洗濯は主婦にとってかなりの重労働であった。特に水の冷たい冬場は大変であった。石鹸も粉末や液体のものではなく固形石鹸が洗剤として使われていた。固形石鹸も棒状のものでそれを切って使っていた。洗濯機が普及するのは昭和30年代で主婦の仕事がかなり軽減された。また「お爺さんは芝刈りに、お婆さんは川で洗濯の桃太郎」の話にあるように洗濯機が普及するまでは川での洗濯も幅広く行われていた。
洗濯板とたらいのバックにあるのが、各家庭に必ずあったこれも今はほとんど見かけられなくなった井戸とポンプ。
(写真は埼玉県三芳町のくらしの民具より転載)



Daily Vocabulary(2005/06/07)

2005年06月07日 | Daily Vocabulary
431.disillusion(幻滅)
He expressed his disillusion with the company by quitting.
432.cut loose(自由の身になる)
I need to cut loose after working so hard all week.
433.edgy(イライラした)
I'm so edgy I just can't help it!
434.benign(良性の)
The tumor in his brain was benign.
435.dispense(分配する、販売する)
Vending machines dispense a variety of goods.
今日の英語ニュースを聞こう!NHK WORLD Daily News

iタウンページ




備中神楽

2005年06月07日 | a la carte
6/5(日)家の近くの倉敷芸文館に友人と一緒に国指定無形民族文化財の「備中神楽」を鑑賞に行ってきた。岡山県西部の備中地方では、秋祭りには各地の神社の境内で豊年を感謝して夕方から深夜までこの神楽が奉納されている。私も子供の頃には年に一度のこのお祭りが楽しみで、太鼓や笛の祭囃子に胸ときめかせながら、神社の階段を駆け登ったものである。またわずかばかりのお小遣いをポケット中で握り締め、「何を買おうか」と夜店回りも楽しい思い出として心に残っている。
今回のかぐらはお祭りと関係なく、鑑賞会として行われ今年で9回目とのことであった。
司会の方から、備中神楽には3つの「ゆう」即ち「勇壮」「優雅」「ユ-モア」があるとのお話があったが私も全く同感である。「岩戸開き」「国譲り」「大蛇退治」などの演目が随所にお笑いもあり五時間の長丁場があっと間に感じられた。
大国主命(おおくにぬしのみこと)
稲背脛命(いなせはぎのみこと)

建御名方命(たけみなかたのみこと)=通称 荒鬼
松尾明神(まつおみょうじん)

備中神楽についてくわしくは