日本男道記

ある日本男子の生き様

Daily Vocabulary(2005/06/25)

2005年06月25日 | Daily Vocabulary
521.uphold(支える、上げる)
Society has to uphold standards of behavior for its citizens.
522.smear(塗りつける)
The boys smeared paint on the wall of the school as a protest.
523.shun(遠ざける)
Mr. Johnson shuns women who talk loudly.
524.intervene(干渉する)
The central bank intervened to sell dollars.
525.crave(切望する)
I crave for some chocolate ice cream right now.
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夫婦が死と向きあうとき

2005年06月25日 | 読書日記
夫婦が死と向きあうとき

文藝春秋

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出張先の書店で新刊本として展示されているもの中から、書名に引かれ読んでみた。
『平均寿命がのびて老後を楽しむ時間が長くなった一方、病気、事故、介護、配偶者と死別、貧困など、肉体的・精神的・経済的な諸問題も夫婦をとりまいている。核家族化が進み、老後の世話を子どもに託せる時代ではなくなってきた。かといって福祉や年金の制度に内容も、みんなが安心できるほどには達していない。
さまざまな問題に直面したときに、夫婦のつながりはどのように試練にさらされるのだろうか。そして伴侶に先立たれた場合、残された者は何を支えにしてゆくのか。そしておたがいの魂のゆくえは?
それらのことは、わたし自身もふくめて、いずれ老いてゆく中年層にとっても無関心ではいられないテーマである。しかも、伴侶との死別や介護といった問題はかならずしも年老いたあとにだけ訪れるわけではない。
予期せぬ病や不慮の事故によって、夫婦が死や死の影とむきあわなければならないときは、いつどんなかたちで訪れるか、誰にもわからないし、誰にだって訪れる可能性はあるのだから。』(本書より)の視点から
第一章 ふたりは寄り添って死んだ
第二章 老老介護と無理心中
第三章 意識障害を越えて
第四章 伴侶に先立たれて
第五章 歩く同行二人
第六章 生き死にの海のかなたへ
と、著者の丹念な取材をもとに様々なご夫婦の死別の実例が生々しく描かれている。重い重い実話の連続であるが、今この世に生きているものとして避けてることのできない、何れは直面する問題として考えておく必要を痛感させられると共に、これから、そのXデイを何時か迎える私たち夫婦の、夫としての、人間としてのあり方・生き方を考えさせられた。妻にも読むよう薦めてみよう。