![]() | 氷点 (〔正〕 上) (角川文庫 (5025))三浦 綾子角川書店このアイテムの詳細を見る |
【一口紹介】
◆出版社/著者からの内容紹介◆
辻口病院長夫人夏枝が、青年医師村井の思慕の言葉に耳を傾けている間に、三歳になったばかりの娘ルリ子は殺害された。
夏枝への屈折した憎しみと、「汝の敵を愛せよ」という教えへの挑戦とで、辻口は殺人犯の娘を養女に迎える。
事情を知らない夏枝と長男徹は養女陽子に暖かく接し、陽子も明るく素直な少女に育っていく。
だが辻口自身は無心に陽子に接することが出来ない。
やがて夏枝は、陽子が殺人犯の娘である経緯を知り、辻口と陽子への激しい憎悪をこめて、陽子の白い咽に手をかけた…。
人間にとって原罪とは何か、を追求した問題作。
◆著者◆
1922‐1999。旭川生れ。17歳で小学校教員となったが、敗戦後に退職。
間もなく肺結核と脊椎カリエスを併発して13年間の闘病生活。
病床でキリスト教に目覚め、1952(昭和27)年受洗。
’64年、朝日新聞の一千万円懸賞小説に『氷点』が入選、以後、旭川を拠点に作家活動。
’98(平成10)年、旭川に三浦綾子記念文学館が開館。
【読んだ理由】
三浦綾子作品。
【コメント】
かなり以前になるがTVドラマで見た記憶はある。

