大人の見識 (新潮新書 237)阿川 弘之新潮社このアイテムの詳細を見る |
【一口紹介】
◆カバーの折り返し◆
軽躁なるものを勇豪とみるなかれ、かつて戦国の名将はそう戒めた。
国を誤る指導者の愚があり、滅亡から救い出した見識もあった。
英国流の智恵とユーモア、フレキシビリティを何より重んじた海軍の想い出----、歴史の中へ喪われゆく日本人の美徳と倫理をあらためて問うとともに、作家生活六十年の見聞を温め、いかなる時代にも持すべき人間の叡智を語る。
阿川弘之 。
◆著者◆
1920(大正9)年広島県生まれ。東大国文科を繰上げ卒業、海軍に入り、中国で終戦。
戦後、志賀直哉に師事し、『春の城』『雲の墓標』、『山本五十六』『米内光政』『井上成美』の海軍提督三部作の他、随筆に『食味風々録』など。
99年に文化勲章受章。
【読んだ理由】
売れている。
【印象に残った一行】
「グレイは、人間が幸福であるための条件を四つ挙げていた。
第一、自分の生活の基準となる思想。
第二、良い家族と友達。
第三、意義のある仕事。
第四、閑を持つこと。
【コメント】
私としてはやや期待外れ。