カシオペアの丘で(上) | |
クリエーター情報なし | |
講談社 |
【一口紹介】
◆出版社/著者からの内容紹介◆
帰ろう、俺たちの丘へ。
『流星ワゴン』『その日のまえに』、そして――魂を刻み込んだ、3年ぶりの長篇小説。
肺の腫瘍は、やはり悪性だった――。
40歳を目前にして人生の「終わり」を突きつけられたその日、俊介はテレビ画面に、いまは遊園地になったふるさとの丘を見つける。
封印していた記憶が突然甦る。
僕は何かに導かれているのだろうか……
【読んだ理由】
重松 清作品。
【印象に残った一行】
「ゆるしたい相手を決してゆるせずに生きていくひとと、ゆるされたい相手に決してゆるしてもらえずに生きていくひとは、どちらが悲しいのだろう」
「美学はどうすれば身につくか?それはその人その人の人生の豊饒の中から、自然に熟成してくるものです」
【コメント】
テーマがかなり重い、重すぎる。