日本男道記

ある日本男子の生き様

LIFE SHIFT

2018年05月05日 | 読書日記
LIFE SHIFT(ライフ・シフト)
クリエーター情報なし
東洋経済新報社

◆商品の説明◆

メディア掲載レビューほか
寿命100年時代、あなたはどう生きますか? 新しい人生戦略を提示した『LIFE SHIFT』が14万部のヒット

過去200年間、人の平均寿命は伸び続けてきた。
そこから導かれる予測によれば、2107年には主な先進国では半数以上が100歳よりも長生きするのだという。
すると、80歳程度の平均寿命を前提に〈教育〉〈仕事〉〈引退〉の3段階で考えられてきたライフコースは抜本的に考え直されなければならない。
そんな難題に英国の経営学者と経済学者のコンビが正面から向き合った本が、ハードな内容をものともせず、ベストセラー街道を邁進中だ。

「100年ライフの時代には、長い老後のためにお金を蓄えることも当然必要です。
しかしそれだけではなく、変化し続ける環境に対応するためには、ライフ(人生)とワーク(仕事)のバランスが重要なんです」(担当編集者の佐藤朋保さん)

たとえば、機械化やAIの進歩を受けて雇用はどう変わるのか。
予測しづらい変化に対処するための人的ネットワークをいかに構築するべきか。
健康にはどう留意すべきか……などなど。
本書が示す新たな問題の切り口は、極めて多彩だ。

「弊社のウェブメディアでは、著名人や有識者の方に、100年ライフと日本人の新しい生き方を示してもらっています。
各地での読書会やSNSでの反響からも、みなさんが『自分ごと』として本書の内容を受け止め、考えた様子が伝わってきますね」(佐藤さん)

老若男女問わず、人生の岐路に立つ人すべてに、考えるヒントをくれる1冊だ。

評者:前田 久

(週刊文春 2017.06.01号掲載)

◆内容紹介◆

誰もが100年生きうる時代をどう生き抜くか。
働き方、学び方、結婚、子育て、人生のすべてが変わる。
目前に迫る長寿社会を楽しむバイブル。

世界で活躍するビジネス思想家が示す、新しい人生のビジョン。

みんなが足並みをそろえて教育、勤労、引退という
3つのステージを生きた時代は終わった。

では、どのように生き方、働き方を変えていくべきか。
その一つの答えが本書にある。

100歳時代の戦略的人生設計書。

《本書の主な内容》

●人生はより長く、健康になる。
●エクスプローラー、インディペンデント・プロデューサー、ポートフォリオ・ワーカーという新しいステージが出現する。
●スキル、知識、仲間、評判、健康、生活、友人関係、アイデンティティ、人的ネットワーク、オープンな姿勢が大事
●労働市場に存在する職種は、これから数十年で大きく入れ替わる。
●100歳になった自分がいまの自分をどう見るかを考える。
●男女の役割分担が変わる。質の高いパートナー関係が必要になる。
●数十年単位での役割の調整が必要。高度な信頼関係と徹底した計画が不可欠。
●各人のアイデンティティが変わっていく。

《世界を代表する知識人が称賛! 》
明快でタイムリー、オリジナルで書きぶりも素晴らしく、そしてとても恐ろしい。
ニーアル・ファーガソン(『劣化国家』著者)

より健康で長寿になる私たちの人生に関する迫真のケーススタディ。
私たちの知っている世界とはまったく別の未来がくるだろう。
ダロン・アセモグル(『国家はなぜ衰退するのか』著者)

【目 次】
日本語版への序文
序 章 100年ライフ
第1章 長い生涯――長寿という贈り物
第2章 過去の資金計画――教育・仕事・引退モデルの崩壊
第3章 雇用の未来――機械化・AI後の働き方
第4章 見えない「資産」――お金に換算できないもの
第5章 新しいシナリオ――可能性を広げる
第6章 新しいステージ――選択肢の多様化
第7章 新しいお金の考え方――必要な資金をどう得るか
第8章 新しい時間の使い方――自分のリ・クリエーションへ
第9章 未来の人間関係――私生活はこう変わる
終 章 変革への課題

◆内容(「BOOK」データベースより)◆
お金偏重の人生を、根底から変える。
成長至上の次に来る、新しい生き方。

◆著者略歴◆
グラットン,リンダ
ロンドン・ビジネススクール教授。人材論、組織論の世界的権威。
リバプール大学にて心理学の博士号を取得。
ブリティッシュ・エアウェイズのチーフ・サイコロジスト、PAコンサルティンググループのダイレクターなどを経て現職。
組織のイノベーションを促進する「Hot Spots Movement」の創始者であり、85を超える企業と500人のエグゼクティブが参加する「働き方の未来コンソーシアム」を率いる

スコット,アンドリュー
ロンドン・ビジネススクール経済学教授、前副学長。
オックスフォード大学を構成するオール・ソウルズカレッジのフェローであり、かつ欧州の主要な研究機関であるCEPR(Centre for Economic Policy Research)のフェローも務める。
2005年より、モーリシャス大統領の経済アドバイザー。
財務政策、債務マネジメント、金融政策、資産市場とリスクシェアリング、開放経済、動学モデルなど、マクロ経済に主要な関心を持つ

【読んだ理由】
キャリアカウンセラーとしては当然読むべき本。

【印象に残った一行】
20世紀には、人生を3つのステージに分ける考え方が定着した。教育のステージ、仕事のステージ、そして引退のステージである。
3ステージの人生の縛りから自由に鳴り、もっと柔軟に、もっと自分らしい生き方を選ぶ道もある。仕事を長期間中断したり、転身を重ねたりしながら、生涯を通じてさまざまなキャリアを経験する。---そんなマルチステージの人生を実践すればいい。
【コメント】
久々に読み応えあのある本。

Daily Vocabulary(2018/05/05)

2018年05月05日 | Daily Vocabulary
21576.boring(つまらない)
That class is boring. I always fall asleep.
21577.tedious(つまらない(作業))
If you lose your cell phone, you must go through the tedious process of replacing it.
21578.snooze(退屈で眠気を誘うような物)
This movie is a real snooze. I can barely keep my eyes open.
21579.over small things(つまらないことで〜)
Why do you and your boyfriend always fight over small things?
21580.for good(これを最後に永遠に)
She is leaving him for good.

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