日本男道記

ある日本男子の生き様

夫のトリセツ (講談社+α新書)

2020年09月12日 | 読書日記
内容(「BOOK」データベースより)
話が通じない、思いやりがない、わかってくれない、とにかく気が利かない…それでも、夫をあきらめない。
夫婦70年時代のバイブル!40万部突破の『妻のトリセツ』、待望の第2弾! --

◆著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)◆
黒川/伊保子
1959年、長野県生まれ。人工知能研究者、脳科学コメンテイター、感性アナリスト、随筆家。
奈良女子大学理学部物理学科卒業。コンピュータメーカーでAI(人工知能)開発に携わり、脳とことばの研究を始める。
1991年に全国の原子力発電所で稼働した、“世界初”と言われた日本語対話型コンピュータを開発。また、AI分析の手法を用いて、世界初の語感分析法である「サブリミナル・インプレッション導出法」を開発し、マーケティングの世界に新境地を開拓した感性分析の第一人者

【読んだ理由】
話題の書。

【最も印象に残った一行】 
人類の男女は、哺乳類のオスとメスである。生存戦略が正反対なので、この「とっさの側」正反対なのである。
荒野や山に狩に出て、危険な目に遭いながら、仲間と自分を瞬時に救いつつ、成果を出さなければ生存も繁殖も出来なかった男性脳は、「遠く」を見て、とっさに問題点を指摘し合い、「ゴール」へ急ぐようにチューニングされている。
目も前の人の気持ちや体調の変化に敏感で、優しい言葉も言わず、いきなり相手の欠点を衝いてくる。プロセスを解析しないので、危機回避能力は低い。つまり、同じ危険に、懲りずに身をさらす。
一方授乳期間が長く、生まれてから1年も歩けない子供を育てる女性たちは「近く」を見つ抜いて、大切な人の体調変化を見逃さず、とっさに共感し合うようにチューニングされている。共感とプロセス解析のために、事が起こったときに、気持ちを語りあう傾向が強い。感情で記憶を引出すことで、脳が経緯を再体験するので、気づきを生み出せるからだ。
この二つ脳が、共に暮らしているのだから、よほど知性的に暮らさないと、結婚生活が天国であるわけはないのだ。

【コメント】
人生百年時代、夫婦70年時代のバイブルだ。

Daily Vocabulary(2020/09/12)

2020年09月12日 | Daily Vocabulary
25936.immaculate(よごれていない、しみひとつない、欠点のない、完全な、清浄な、純潔な)very clean and tidy OPP messy 
Everything was immaculate. I was impressed by how clean the city was. 
25937.afterwards(後で / その後)after an event or time that has already been mentioned 
I’m at the gym right now. I’ll hit you up afterwards.
25938.jack up(値上げする / 料金を引き上げる)to increase prices, sales etc by a large amount 
My credit card company jacked up the interest rates.
25939.throw a fit(激怒する / 頭に血がのぼる / 逆上する) to be very angry or shocked 
He's fine. He's just throwing a fit because his mom took his iPad away from him.
25935.believe it or not(信じようと信じまいが) used when you are saying something that is true but surprising   
Believe it or not., Norio is 70 years old.
今日の英語ニュースを聞こう!NHK WORLD Daily News