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【一口紹介】
■出版社/著者からの内容紹介■
直木賞作家が贈る青春グラフィティ。1978年4月、親の反対を押し切って上京した久雄は、バブル期を迎えた80年代の東京で、戸惑いながらも少しずつ大人になっていく。眩しくて懐かしい、青春グラフィティ。（解説・豊崎由美）
■内容（「BOOK」データベースより）■
大学中退で小さな広告代理店に勤める主人公・田村久雄の１８歳（1978年）から２９歳（1989年）のうちの、ある一日を描いた作品６篇からなる短編集。
1978年4月。18歳の久雄は、エリック・クラプトンもトム・ウェイツも素通りする退屈な町を飛び出し、上京する。キャンディーズ解散、ジョン・レノン殺害、幻の名古屋オリンピック、ベルリンの壁崩壊…。バブル景気に向かう時代の波にもまれ、戸惑いながらも少しずつ大人になっていく久雄。80年代の東京を舞台に、誰もが通り過ぎてきた「あの頃」を鮮やかに描きだす、まぶしい青春グラフィティ。
【読んだ理由】
「町長選挙」に次ぐ奥田作品。
【印象に残った一行】
『特に無し』
【コメント】
作者と私は9歳違い。私にとっては28歳から39歳まで（作者にとっては19歳から30歳）の『キャンディーズ解散』『巨人江川の初先発』 『ゴーストバスターズ』『バブル』等と言った昭和の懐かしい時代背景に、名古屋から単身上京した青年の日常が描かれており、共感も呼びながら楽しく読める。私が18歳で上京した時を思い出しながら読んだ。
確か、お父さんの会社が景気がいい頃、高級車（何の車は忘れました
主人公は、父が嫌いで、会話のない彼にとって、そんな高級車なんて何の価値もないものだけど、父にとっては高級車を持ってるってことに価値がある・・・そんな風に私は思いましたぁ～。
で、会社が倒産してオリンピックが名古屋じゃなくなって・・・
お父さんが今もいい車に乗ってるかどうかが、彼の父へ対する精一杯（・・・か、どうかはわからんけど）の、父を心配する気持ちなんじゃ・・・なんて思ったわけです。
そして、母の「乗ってる」って答えに安心したんじゃないかと。
・・・とはいうものの、もうずいぶん前に読んだんで、かなり忘れてます。勝手にストーリーを作っているかもデス
今日はいい天気だったですね。明日もそうらしいです。
別にクリスマスと言っても当方関係ないですが。
さて
＞主人公がお母さんに、お父さんは今もいい車に乗っているのかってコトを尋ねるところが、印象的です。
何故印象に残ったのでしょう？
鈍感なワテにはてんで見当がつかないのですが。
また教えて下さい。
「これは、著者の自叙伝・・・？」なんて思いながら読んだことを思い出しました。
主人公がお母さんに、お父さんは今もいい車に乗っているのかってコトを尋ねるところが、印象的です。
気が重いですねぇ．．。
明日は一日休みとなりましたので、
明日頑張ります。
当方も機械がやってくれます。
妻の分もありますからもう大変です．．（笑）。
私も学生時代は東京でしたが、田舎出の私にとって種々驚いたことがたくさんありました。
今は思い出ですが・・・・・・・・。
高田渡さん、亡くなられたのですか、知りませんでした。
私とほぼ同年代の人ですね。
今日は昼から年賀状の宛名書きでした。
実際に書いたのはパソコンですが。（笑）
いい加減に止めようと思っているのですがね。
管理人さんはもう書かれましたか？
昨晩ＮＨＫのＢＳで、日本のフォーク・ロック全集？
という番組をやっていました。
晩酌がてら見入ってしまいました。
今は無き高田渡さんもでました。
ご本人との会話のことなどを思い出し、
涙がにじみました。
私も学生時代は東京暮らし．．。
色々なことが脳裏をよぎります。