![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/e6/08d04d5fe42bb267531c3d4446930c52.jpg)
この「唐箕」(とうみ)もかっての農家には必ずありました。
わたしも「とうみ」そのものは知っていましたが「唐箕」と書くとはしりませんでした。
「唐箕」はその名のとおり中国から伝わり、江戸時代から使われ始めたといわれています。「唐箕」は風力を利用して穀物を精選する農具で、作業は二人で行います。一人は把手のついた柄を持って回し、それが中の風車を動かし風を起こします。そしてもう一人が「唐箕」の上部の漏斗(ろうと、じょうご)に脱穀した穀物を入れます。風力で軽い穂のゴミは飛ばされ、重い籾がその重さにより二つに区別され、下部の左右の出口から出てきます。ご飯に出来ない軽い籾は粉に加工したりするので、無駄のないように工夫されています。
昭和30年代、発動機による脱穀機の出現とともに稲の脱穀には使われなくなりましたが、私も小さい頃はこの「唐箕」での農作業をよく手伝いをさせられ、大豆、そば等の雑穀の精選・ゴミ取りには良く使われていました。
(写真は埼玉県三芳町のくらしの民具より許可を得て転載)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/a5/471773cd7325f9d731329b65bc129c45.png)
わたしも「とうみ」そのものは知っていましたが「唐箕」と書くとはしりませんでした。
「唐箕」はその名のとおり中国から伝わり、江戸時代から使われ始めたといわれています。「唐箕」は風力を利用して穀物を精選する農具で、作業は二人で行います。一人は把手のついた柄を持って回し、それが中の風車を動かし風を起こします。そしてもう一人が「唐箕」の上部の漏斗(ろうと、じょうご)に脱穀した穀物を入れます。風力で軽い穂のゴミは飛ばされ、重い籾がその重さにより二つに区別され、下部の左右の出口から出てきます。ご飯に出来ない軽い籾は粉に加工したりするので、無駄のないように工夫されています。
昭和30年代、発動機による脱穀機の出現とともに稲の脱穀には使われなくなりましたが、私も小さい頃はこの「唐箕」での農作業をよく手伝いをさせられ、大豆、そば等の雑穀の精選・ゴミ取りには良く使われていました。
(写真は埼玉県三芳町のくらしの民具より許可を得て転載)
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他にも色々ありましたが古くなって捨ててしまいました。(とっておけばよかったかな?)
昨年の秋に、トース(籾摺り)の後、ほんのちょっとだけ使ってみましたが腕が疲れますね。
いまや昔の「暮らしの民具」になっているんですね。
機会があれば、写真にとってアップしたいと思います。
トースも懐かしいですね。どんな字を書くのでしょうか?岡山方言なのでしょうか?また調べてみたいと思います。