日本男道記

ある日本男子の生き様

道標(岡山県岡山市高松稲荷)

2005年08月27日 | 道標
道標は古くより旅人の道しるべとして、石等に里程や方向を示し、三叉路の路傍に立てられたものです。現在は全国画一化され道路標識にとって代わられ、道端に忘れられた様な存在になっています。散歩・ドライブの途中気をつけてみると、今なお大切に残されている道標を見かけます。私はなぜか風雪にたえ人々の往来を見守り続ける道しるべにひかれます。道標シリーズ第四十段。
・所在地  岡山県岡山市高松稲荷712
・建立年  嘉永二年(1849)
・建立者  當村御経講中
・導(しるべ)正面 左 岡山 板倉 庭瀬 下村 道
       右面 右 惣社 倉敷 玉島 道
       左面 嘉永二巳酉龍集五月建之
       裏面 當村御経講中
・撮影日   2005/08/12
・メモ   高松稲荷仁王門下の参道にある。
西から来た古い参道が門前町に出会った地点にあり、歩いてお参りした時代には必ず目にとめた道標であろう。
現在は参道口がかなり下った所にあるため忘れられた存在になっている。
位置図
日本三大稲荷の一つ高松稲荷のHP
高松稲荷本殿




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