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上高地を開いた宣教師ウェストンのレリーフがある場所へ向かっていると雨脚が強くなってきました。
折りよく上高地温泉ホテルの前を通りかかったので、ホテルの喫茶コーナーで40分ほど喫茶タイムにしました。
メニューにビールがなかったので相方に合わせてケーキセットにしました。疲れていたのか珍しく砂糖を入れたレモンテイーも、ケーキも美味かったです。
河童橋の上から見ると河原に下りている人も見えましたが、そろそろ集合時間も迫っていたのでバスステーションに向かいました。
行きは名神の小牧ICから中央高速で諏訪に走りました。帰りのバスは上高地から岐阜県の平湯に出て、高山を経由し先日全面開通したばかりの東海北陸道に入りました。
一宮で名神に乗り入れ平湯出発から5時間のスムーズなドライブで三ノ宮に到着しました。
諏訪で花火を見たあと、ゲリラ豪雨に襲われた神戸からのツアー客を乗せた神姫バスの大型観光バスは一路白馬村のホテルへ走り、
日付が変わった時間にようやく部屋に入ることが出来ました。翌朝、ホテルのしっかりした朝食を食べ、バスは10時に出発して上高地に向かいました。
車窓からは取り入れ間近い黄金色の田んぼがえんえんと続き、安曇野は想像した以上に豊かな土地だなあと思いました。白い花が満開のソバ畑も多くきれいでした。
ついこの間、古代この地に北九州の海洋民族、安曇族が移住した史実をテーマにした小説「失われた弥勒の手」を読み、
地図を広げて“海ノ口”などの地名を見たばかりなのに、その「海ノ口駅」の真横を、自分が乗ったバスが走っていく!
本を読んだ頃にはまさか間もなく自分が小説の舞台に行くとは思ってもいなかっただけに、我ながら心が弾んで窓の外を見続けました。
実際に上高地に滞在したのは2時間に過ぎませんが、大正池から河童橋まで歩いたりして、いいところだなあと感じました。
次回はここだけに数日来たいと思いました。
大正池の画像です。
2008年06月15日(日) 阿智胡地亭の非日乗に掲載。
海のない山の中なのにどうして海に関係する地名があるのだろうと単純に不思議に思った。今思うとそれが地名と人の移動の関連に関心を持つきっかけだった。
今回知ったのだが上高地は元々は「神垣内」と書かれ、「穂高神社」の神域にあり、“綿津見神”も祭神の一つである穂高神社は大きな船の形をした山車が出る「お船祭り」で有名だ。 |