阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

旨いキムチに出会った幸せ

2009年02月05日 | ある日の肴/夕食
このキムチはこれまでに食べた色々のキムチの中で、群を抜いていて他のキムチで比べるものないおいしさです。社名のカナモト食品から想像すると、戦前日本に渡って信州に住み着いた韓国人が、自分のオムニの伝統的な製法そのままに作っているうちに口コミで味の評判が広がり、生産を広げているのではないかと思います。
白菜は自社の農場で生産、同じく唐辛子も自社栽培、天然塩シママース、生姜、梨、信州産りんご、にんにく、玉葱、白胡麻、ニラ、大根、麦芽水飴に背黒鰯の塩辛、アミの塩辛にもち米粉」ときます。もう今では韓国本国でも、自分の家でキムチを仕込む家庭が激減し、大半の家庭が業者が中国で作らせたものを購入していると言います。だから、こんな旨みのある伝統的なキムチは韓国でもそうはないのではないでしょうか。辛味はマイルドで旨味が勝ちます。
 このキムチを知ったのは12月のある日、日経新聞紙上で「このキムチは日本で一番旨い」という紹介記事を読んだからです。無添加・無農薬にもひかれて、ネットで早速注文しました。送られてきたものを食べて本当にびっくりしました。これはホンマモンだと年末に集まったキムチ好きの全員が思いました。

30年近い昔、韓国によく出張していた頃はまだキムチにそんなに慣れていなく、その旨さに気が付いていませんでした。しかし韓国人は家庭のオムニが一年分のキムチを漬けて家々の大切な常備品であるとか、プラント建設で海外で働くコリアンワーカーは、キャンプの食堂でキムチが切れると暴動を起すとか、色々キムチにまつわる話を聞いていました。そして今では日本の家庭でも「ぬか漬け」を抜いてキムチが一番よく食べられるようになりました。(日経の調査による)

オーダーはビン詰め6個がワンセットで、食べ終わったらみんなの希望でまたすぐオーダーしました。価格が6個で送料込み2700円というのも嬉しい。
カナモト食品はこちら。   韓国人はいいキムチさえあれば、ご飯を食べるのに他のオカズはいらないといいますが、このキムチを入手したらナルホドと納得しました。最も私はビール、日本酒のつまみ専用ですが。
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菊正宗酒造記念館に入りました

2009年02月05日 | 神戸あちこち
前回通りかかった時は16:30を過ぎていたので菊正宗記念館は閉まっていました。昨日は記念館の前に観光バスが停まっていたので、覗くと開いていました。入場無料で、利き酒ありますの案内に誘われて中に入りました。



商品を展示しているギャラリーは人で一杯で、全員に利き酒をしていました。菊正宗の大吟醸の冷やと濁り酒。やはり旨い。渇いた喉になんとも静かに染み渡りました。 観光団は香港の若い人たちでした。まあその賑やかなこと。今、中国の中産階級では日本食ブームですから、ツアー会社もこういう場所に案内するンですね。
 ところで菊正宗は日本で最初に清酒を海外に輸出した造り酒屋だということを今回知りました。その輸出用ボトルも展示されていました。

今回菊正宗酒造も嘉納家の会社だということを始めて知りました。年表を見ていくと、「灘中学創立に中心的役割を果たす」と書いてある箇所がありました。白鶴酒造とは同じ嘉納一族なのでしょう。

宮水を汲んだ井戸が門の横にありました。記念館は震災で全壊したそうですが、立派に再建されていました。

別館の前に大釜がありました。

今回も住吉川の両側の岸に作られた散歩道を河口まで歩きましたが、動画でも撮ってみました。
こちら
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