阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

春日神社の大楠

2009年02月20日 | 神戸あちこち
六甲山の暖かい南斜面には弥生時代からヒトが住み着き、戦国時代から江戸期を通じて摂津の国の中の村々として栄えていたようです。そのことは今は鎮守の森までの広さはありませんが、境内に大きく太い楠の木を持つ土地の産土(うぶすな)神社が多いことでわかります。
 春日神社にはじめてお参りして立派な楠の木を身近に見る事ができました。

 私は昔から木を見て触るのが大好きです。40億年前に地球に生命が誕生して、それ以来命を入れる器のカタチは違っても、同時代に生きて、貴方とお互いこうして今ここに同じ場で会えて同じ空気を吸っているんだよねと、木に向かって声に出して話します。

この大楠も初代の兵庫県知事である伊藤博文が毎晩のように、花隈の料亭で芸者遊びをしていた頃にも、この場所でゆうゆうと若葉を光らせていたと思うと、この木がここにあるだけで、「あんさん凄い木ぃやなあ」と思ってしまいます。



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