魚は焼くか煮るに限る at 居酒屋“e”

世の中に、あっても氷の冷蔵庫しかなく、もちろん冷凍技術もなく、また普通の家の子が刺身なんか口に入ることはありえない時代でした。地元で捕れる「トビウオ」の焼き魚、フグの信じられないほど塩辛い干物を焼いたもの（半身一つでご飯が3杯いけた）、チョーご馳走の鯖の味噌煮などなどが魚の全てでした。
　刺身は、現在食べようとしても大磯の「たまや」のように捌いてから客の口に入るタイムを考えて出す店は殆どありません。それなりにいいお値段の刺身の食べ頃を外された日には、もう悲劇としか言いようがありません。
　そんなこんなで、やはり魚は焼くか煮るのが一番好きです。
この日の居酒屋“e”は黒鯛の煮魚と、タケノコ、フキ、カシワ、グリーンピースの「炊いたん」でした。

イモの露

朝になると里イモの葉に水滴が載っています。根から上がってきた水分のように思えます。
　この花の名前がわかりませんが、今年も冬を越して花をつけてくれました。