神戸市西区の住人Nさんは、元勤務先の先輩です。テニスやダンスを楽しむかたわら、国内外の旅を楽しんでおられます。
最近は、3泊4日で蔵王・お釜、月山・弥陀ヶ原、鳥海山麓・獅子ケ鼻湿原、鳥海山・元滝伏流水、象潟・陸の松島、小安峡・大噴湯、
鳴子温泉、銀山温泉、天童と経巡(ヘメグ)ってこられました。(太字は宿泊場所)
「初日のお釜こそ雨とガスでだめだったが、それ以外は日ごろの行い良くばっちり。弥陀ヶ原(画像は↑)では90分、
獅子ケ鼻湿原では150分のウオーキングがあり、高山植物、奇形ブナ林群(画像は↓)等期待通りの収穫の多い旅だった。
不識ゆえの発見が多くあり、とくに「奥の細道」にからんだ場所が多く、「そうか!そうなんや!」の旅でもあった。
元滝伏流水はなんと大量の水がいきなり滝となって流出し、
獅子ケ鼻湿原では「鳥海まりも」をはぐくむ。
象潟・陸の松島は噴火・陥没・隆起でできた景観と芭蕉が訪れた古刹「蚶満寺」がある。鳴子温泉、銀山温泉は一度は尋ねてみたい温泉場だったが、
特筆すべきは鳴子の「しんとろの湯」。10数種類といわれる鳴子の湯。なかでも「しんとろの湯」は、「とろ~」とした奇妙な感じの温泉で、肌がすべすべ!になる。
なんでも天然の保湿成分である「メタけい酸」とやらがめちゃくちゃ多い美人の湯とか。
非常に珍しい温泉。玉川を最高として草津、酸ケ湯などなど強酸の湯はあるが、こんなのはじめて。
「やっぱり東北はいいな!」と、またまた恋しく思わせられた旅でした。
芭蕉が「蚤虱(ノミシラミ)馬の尿する枕もと」と作句した旧家
陸の松島・象潟の古図
♪Nさん、同じ神戸にいながらもう4,5年ご無沙汰ですみません。
福島県以北は、薩長土肥の連中に「白河以北一山百文」と貶められてきた土地ですが、彼らには表面しか見えなかったようです。
もし日本に宮沢賢治や太宰治、石川啄木がいなかったら、「どないなってる?」と思ってしまいます。
東北旅行は茨城県藤代町にいたときの「遠野・金華山」の家族旅行と、4年前の「白神山地・秋田・青森」ツアーの2回だけですが、
東北人の風貌が、信州人と同じ縄文系のせいか、親戚のおじおばのように感じるのと、流れる風や空気が違うような気がして、また行きたい所です。
引き続きまた是非旅行先の写真を見せてください。
(上記白神山地・秋田・青森ツアーアルバムはクリックすると利尻礼文ツアーアルバムの後にシリーズで出てきます)