かなり前、灘区の大石川の横にあるホームセンター「コーナン」からJR六甲道駅まで歩いたことがある。駅のそばの公園に近くなった時こんな店の前を通った。
なんとなく関西流蕎麦の店ではない感じだったので、そのうち入ろうと思っていたが先日機会があり入店した。
女店主が一人で切り盛りしている。店はそのオーナーが東京で覚えてきたというそば専門店で、東京のように
蕎麦の前に一杯やれるような店を目指しているそうだ。なるほど酒肴メニューには酒飲みが嬉しくなるような品目が並んでいる。
もともとそのつもりだったのでぬる燗を頼み、つまみに「花いか」?だったか、鹿児島から取り寄せているという小さいいかの炙り物を頼んだ。
これが思った以上に旨くてぬる燗とよく合った。本番の蕎麦は秋のメニューとある辛味大根そばをオーダーした。
蕎麦も出汁も関東流で、神田で13年勤務したおりに時々行った「まつや」の話などオーナーと喋りながらおいしく頂いた。
わざわざ三宮まで行かなくても六甲道に「そば切り」、新在家に「やも庵」、阪神御影に「手仕事屋」という関東流蕎麦屋が
近場に出来たのは嬉しいことだ
店があるあたりは21年前の阪神淡路大震災で戦前からの家並みが全面倒壊し、その後の出火で街並みそのものが消滅した地区だ。
その鎮魂碑が店から30mのところにあった。
六甲道周辺は震災前と後では全く別の街に貌も実体も変わり、駅の周辺に新しく林立したマンションには新住民が多く入居して、
当時このあたりに長年暮らしていた住民でこの地区に戻れた人は20%も居ないと言う。
なんとなく関西流蕎麦の店ではない感じだったので、そのうち入ろうと思っていたが先日機会があり入店した。
女店主が一人で切り盛りしている。店はそのオーナーが東京で覚えてきたというそば専門店で、東京のように
蕎麦の前に一杯やれるような店を目指しているそうだ。なるほど酒肴メニューには酒飲みが嬉しくなるような品目が並んでいる。
もともとそのつもりだったのでぬる燗を頼み、つまみに「花いか」?だったか、鹿児島から取り寄せているという小さいいかの炙り物を頼んだ。
これが思った以上に旨くてぬる燗とよく合った。本番の蕎麦は秋のメニューとある辛味大根そばをオーダーした。
蕎麦も出汁も関東流で、神田で13年勤務したおりに時々行った「まつや」の話などオーナーと喋りながらおいしく頂いた。
わざわざ三宮まで行かなくても六甲道に「そば切り」、新在家に「やも庵」、阪神御影に「手仕事屋」という関東流蕎麦屋が
近場に出来たのは嬉しいことだ
店があるあたりは21年前の阪神淡路大震災で戦前からの家並みが全面倒壊し、その後の出火で街並みそのものが消滅した地区だ。
その鎮魂碑が店から30mのところにあった。
六甲道周辺は震災前と後では全く別の街に貌も実体も変わり、駅の周辺に新しく林立したマンションには新住民が多く入居して、
当時このあたりに長年暮らしていた住民でこの地区に戻れた人は20%も居ないと言う。