テロ等準備罪「言論の萎縮に」 渋谷で4000人が反対活動
6月11日 17時08分NHKnewsweb
共謀罪の構成要件を改めて、テロ等準備罪を新設する法案に反対する街頭活動が、東京・渋谷で行われ、主催者発表で、およそ4000人が「監視が密に行われ、言論の萎縮につながる」などと訴えました。
組織犯罪の防止を目的として、テロ等準備罪を新設する法案は、組織的犯罪集団が重大な犯罪を計画して、準備行為をした場合などに処罰するもので、今の国会の会期が1週間後の今月18日までとなる中、参議院で審議が続いています。
東京の渋谷駅前では主催者発表で、およそ4000人が参加して、法案に反対する街頭活動が行われ、翻訳家の池田香代子さんは「法案が成立すれば、市民に対する監視が密に行われるようになる」と訴えました。
また、この活動を企画した大学3年生の馬場ゆきのさんは「身内どうしで話し合った内容が、犯罪の合意とみなされる可能性があり、言論や社会の萎縮につながる」として、法案を廃案にするよう呼びかけました。
参加した30代の男性は「犯罪をしていないのに捜査の対象になるような法案はおかしいと思います。政府、与党は法案について考え直してほしいです」と話していました。
東京の渋谷駅前では主催者発表で、およそ4000人が参加して、法案に反対する街頭活動が行われ、翻訳家の池田香代子さんは「法案が成立すれば、市民に対する監視が密に行われるようになる」と訴えました。
また、この活動を企画した大学3年生の馬場ゆきのさんは「身内どうしで話し合った内容が、犯罪の合意とみなされる可能性があり、言論や社会の萎縮につながる」として、法案を廃案にするよう呼びかけました。
参加した30代の男性は「犯罪をしていないのに捜査の対象になるような法案はおかしいと思います。政府、与党は法案について考え直してほしいです」と話していました。
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