阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。あちこちでShootする写真日記。お遊びもあり。

引き続き家の昼食は麺類が多い。

2024年06月07日 | ある日のランチ

 

 

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06月06日に目に留まったSNS・メディアの記事

2024年06月07日 | SNS・既存メディアからの引用記事

いずれも画像をクリックすると本文全文に飛びます。

  • 財務省が発表した対外資産負債残高によれば、2023年末時点の対外純資産残高は471兆3061億円と5年連続で過去最大を更新した。33年連続の「世界最大の対外純資産国」である。
  • この事実をポジティブに捉える向きも少なくないが、対外純資産残高が積み上がったのは日本国内に期待収益率の高い投資機会が乏しかったため。
  • 結果、企業の海外投資が加速し、「戻らぬ円」の割合が膨れ上がった。
  • 今の日本は統計上でこそ黒字だが、キャッシュフローでは断続的に赤字。対外純債務国よりも救いはあるが、対外資産が半永久的に回帰しなければ、
  • 純債務国に近いような通貨売りに直面する場面もあり得る。

(唐鎌 大輔:みずほ銀行チーフマーケット・エコノミスト)

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東日本大震災が起こった翌年の [ 2012年05月07日(月)の阿智胡地亭の非日乗ブログ ] 再掲載。

2024年06月07日 | 東日本大震災ブログ
2012年05月07日(月)
 
福島の今とこれから、そして報道について考えた  江川紹子
 
一部引用・・


子どもに個人線量計(ガラスバッジ)が貸与されるというので申し込んだ。「結果を見て、基準値以下なのでほっとしました。また貸与があると聞いたので、申し込みました」。そうやって検査をしたり測ったりして、少しずつ安心を得ているとはいえ、不安から解放されたわけではない。特に心配なのは将来のこと。

「今は、関心が高いけれど、時間が経って、もし何らかの症状が出た時に、(政府は)何をしてくれるのか分から なくて…」。

自分にできることとして、子どもは外で遊ばせずに、このインドアパークや市が運営する屋内の遊び場ペップキッズ、ニコニコこども館に行き、野菜や牛乳はできるだけ遠くの産地のものを選ぶなど、できるだけ気をつけながら生活している。

  報道について聞いてみた。

それで返ってきたのが、週刊文春に郡山市出身の子どもに「甲状腺がんの疑い」という記事が載った時のこと。やはりこの時期は地元の人には大きなインパクトを与えたようだ。

九州の叔父から「そこに住んでいて大丈夫なのか」と電話があって、記事のことを知った。急いで買って読んで、「わ~、どうしよう」と思った。でも、インターネットで調べてみたら、医師が記事内容を否定していることを知り、少し落ち着いた、という。

「マスコミは(心配の)火だけつけてくれるから…」
不安を抱えながらも、郡山市で暮らすことを選択し、様々な検査の機会を利用し、できるだけ多様な情報をえながら生活しようとしている、理知的なお母さんだった。

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・

そういう今の時期には、報道の仕事にも、よりきめ細やかな配慮が大切になってくる。

たとえば周囲に比べて高線量の地点が見つかった時、できるだけ具体的に、評価を交えずにそれを伝えるなら意味はある。それによって、人々は「この場所は避けて通ろう」などと行動に役立つ情報として受け止めるだろうし、行政に「ここは早く除染などの対策をすべきだ」と働きかけることもできる。あるいは、自治体ごとの比較として伝えれば、遅れている地域の対策を急ぐよう、尻叩き効果があるだろう。測定の方法についての提言なども有益だろう。

 ところが、線量計を持って側溝や植え込みなどの線量の高い場所を探して周り、「福島は(あるいは郡山市は)、まだこんなに汚染されている!」「○○にはまだ線量が高いところがいっぱいある」とおおざっぱな伝え方をする人たちがいる。こんな風に、特定の場所の線量を、その地域全体が同程度に汚染されているかのような印象づけをして伝えるのは、むしろ有害だ。

  ましてや、測定場所もあいまいな虚実取り混ぜた情報を、「郡山市に人は住めない」といった、おおざっぱで根拠不明の素人評価を押しつけて流布するなどといった行為は、メディアやジャーナリストが、今の福島に関して最もしてはならないことだ。あるいは、原発の影響による病気や体の異常をいち早く見つけようと前のめりになっている報道姿勢も問題だと思う。

  問題や時期によっては、多少正確性を犠牲にしても急いで伝えなければいけない事柄もある。問題の所在を多くの人に気づいてもらうために、人を驚かせる大げさな表現になることがないとは言わない。しかし、今、福島の人たちと放射線の影響を語るのには、どちらの手法も不適切だ。間違っても訂正すればいい、などという考え  では、無責任に過ぎる。プロの情報発信者なら、まずは間違えないように努めるのが大前提だ。

全文はこちら
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助けてください」いまだ電気も通らない東北被災地の現状を訴えたメッセージ
 
新沼 暁之
最初で最後の超拡散希望。

助けてください。。
もう限界かな…
プロジェクトの資金も底が見え、一年に及んだ支援活動にもエピローグが…。

終わっていい支援プロジェクトがある。
終わっちゃいけない支援プロジェクトがある。

未だ電気のない集落、民家…そこに小さな電力を支援する俺のプロジェクト。。

信じられる?
今日の写真だよ。

こんなとこがある。

この集落に約20件電力支援をしてきた。
こんなブッコワレタ家でも二階に上がればソコニ「生」がある。
水を未だペットボトルで汲み。
ガスも無く。懐中電灯、ロウソクで灯す「生」がある。。

いいのか?

「新沼君!あと三年は電気なんかこねぇな~」と笑う彼等を置いて、「復興」と一つ覚えの様に唱え。
自分の事だけを考え、生きて。
いいのだろうか?

俺は
東北が好きだよ。。
離れた時もあったけど
だからわかった事。
俺は
東北が好きだよ。

我慢強くて
モノ言わぬ。。
耐えて耐えて。

みんな強くて
大好きだよ。。

こんな酷い災害にあっても
耐えて。
笑って。。

いろんな被災地を回り、
支援してきた。
青森から茨城まで。。
多分、
この集落だけ未だライフラインが整ってない。
でも逃げ出せない「生」がある
何故なら彼等は
漁師と言う「侍」だからだ。
明け切らぬ朝から海を拝み。
日暮れまで汗を流し。
海を愛し、守り、営んできた。

津波と言う天災。
海を守ってきた「侍」達を
ボロボロにした。。

だけど「侍」は歩く。

文句を言わず「侍」は汗を流す。

「侍」は俺の前で笑う。

「侍」は焼酎を抱き、泣く。
そして「なんとかなるさ…」と笑ながら嘘をつく。。

生き残り、津波に負けなかった安すぎる「根性牡蠣」。
大きなカゴに沢山入って2000円。。
業者が今日もタタイテ買っていく。
「それでもいいさ…」と嘘をつく。。

いいのかな?俺達。
いいのかな?東北。
いいのかな?日本。

何も出来なかった日本人よ。

したかったけど、
踏み出せなかった日本人よ。。

一つにならないか?

一つになれないか?

助けてください。。
このハゲた、安い頭をいくらでも下げるよ。。
助けてください。

「侍」達をスタートラインに立たせてあげてくれないか?

目を背けちゃいけないんだ。
これがリアル。
一つにならなきゃいけないんだ。

Facebookの「侍達へ」
最初で最後の拡散希望。。

知恵を…
資金を…
元気を…

彼等を置いていけないよ。

今夜も支援した
ソーラーパネルで
灯りを灯し
焼酎を抱いているよ。

何を想っているだろう?

連絡ください。。
新沼暁之

頑張ろう東北。
じゃない。。
頑張ろう日本。
じゃない。。

「そんなもんじゃねえだろ⁇
東北‼日本‼」
だろ。

乱文失礼しました。
酔ってません。
呑んでません。。
4月19日 (携帯より)
 
facebookのリンク アカウントがなくとも閲覧可能
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検察の内部資料がネットに流失した。陸山会事件
 

検審提出報告書 特捜部長が下線引く 陸山会事件 小沢元代表関与部分に 

2012年5月6日 東京新聞朝刊

 小沢一郎民主党元代表(69)の捜査をめぐり、元東京地検特捜部の田代政弘検事(45)=現法務総合研究所=が虚偽捜査報告書を作成した問題で、特捜部副部長が作成した別の報告書を当時の佐久間達哉特捜部長(55)が手を入れ、元代表の関与をうかがわせる部分に下線を引いていたことが五日、関係者への取材で分かった。

 副部長の報告書も起訴議決をした検察審査会の審査に提出されており、田代検事の報告書に記載された、事実に反する内容が引用されていた。関係者によると、佐久間部長は元代表の立件に積極的だったとされ、検察当局は議決に影響を与える狙いがあった可能性もあるとみて、慎重に調べている。

 佐久間部長は、検察当局の調べに「引用部分が虚偽とも知らず、議決に影響を与えるつもりもなかった」と説明しているという。

 田代検事は、検察審査会が元代表に対する起訴相当議決をした後の二〇一〇年五月、元秘書石川知裕衆院議員(38)を再聴取して報告書を作成。元代表の関与を認める供述をした理由などに事実と異なる部分があった。

 副部長は、田代検事の報告書などを基に元代表と石川議員ら秘書との共謀について、肯定的要素と否定的要素の両論を並べた報告書を作成した。

 佐久間部長は現在、法務総合研究所の国連研修協力部長を務めている。

◆虚偽報告書がネット流出

 陸山会事件の捜査をめぐり、元東京地検特捜部の田代政弘検事(45)=現法務総合研究所=が作成した虚偽の捜査報告書とみられる文書など七点がインターネット上に流出していることが五日、確認された。

 報告書は、検察審査会が民主党の小沢一郎元代表(69)に対し起訴相当の議決をした後の二〇一〇年五月、田代検事が元秘書石川知裕衆院議員(38)を再聴取して作成。元代表を起訴すべきだと議決した検審に提出された。石川議員の「隠し録音」記録から事実と異なる記載が発覚した。

 ほかに流出が確認されたのは、隠し録音記録の内容を記した文書や田代検事の上司が作成した報告書とみられる文書など。

陸山会事件 虚偽捜査報告書ネット流出 原本複写?7通閲覧可能
2012.5.5 08:07 (1/2ページ)MSN産経ニュース

 資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる事件で、小沢一郎民主党元代表(69)の元秘書、石川知裕衆院議員(38)を取り調べた元東京地検特捜部の田代政弘検事(45)が虚偽の捜査報告書を作成した問題に絡み、この捜査報告書とみられる文書などがインターネット上に掲載されていることが4日、分かった。検事の署名と捺(なつ)印(いん)が確認できることから原本を複写したものとみられ、何者かが意図的に流出させた可能性がある。

 掲載された文書は、(1)平成22年5月17日に田代検事が行った石川議員の再聴取で虚偽の内容を記した捜査報告書(1通)(2)再聴取のやりとりを文字に書き起こした反訳書(1通)(3)当時の特捜部副部長ら上司が作成した証拠評価などの捜査報告書(5通)-の計7通で約160ページ分。

 (3)の文書には捜査内容をまとめたとみられるチャートも添付されていた。一連の文書は4日の時点で、ロシア語のサイトからダウンロードすることが可能な状態だ。

 計6通の捜査報告書は、裁判の過程で検察官役の指定弁護士を通じ、弁護側に開示されている。反訳書は、取り調べを隠し録音したデータをもとにして石川議員側が作成し、小沢元代表の公判にも証拠として提出されていた。

 虚偽報告書をめぐっては、東京都内の市民団体が一月、田代検事を虚偽有印公文書作成容疑などで告発。これまで調べに、田代検事は意図的な虚偽記載を否定しており、検察当局は不起訴処分とする方向で調整している。

続きはこちら

2012年5月7日 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
新聞・テレビ・雑誌から / 可視化・検察・警察 |
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ジャーナリストなら犯人捜しよりは中身を問へ  捜査報告書流失
 
“犯人捜し”難しく 虚偽捜査報告書流出 (産経新聞) 「現在捜査中であり、この問題は身内の恥でもある」検察幹部 
http://www.asyura2.com/12/senkyo129/msg/723.htm


 小沢一郎民主党元代表(69)の公判に絡む証拠資料のインターネット流出が4日、明らかになった。司法の信頼性を根底から揺るがす事態となっており、指定弁護士側、弁護側、検察いずれも「どこから出たのか心当たりがない」と戸惑いを隠せない様子だ。“犯人捜し”は困難も予想されるが、小沢元代表を無罪とした東京地裁判決の控訴期限が今月10日に迫っていることから、「控訴の是非の判断に影響を与えようとする暗黙のメッセージではないか」(法曹関係者)との声も出ている。

 「身内の恥だ」

 捜査報告書の虚偽記載は、小沢元代表の昨年12月15日の公判で問題化した。実際にはないやり取りを記載したまま小沢元代表を強制起訴した東京第5検察審査会に提出されていたため、弁護側は「起訴議決は虚偽の報告書に基づく」と反発し、公訴棄却を求める事態に発展した。

 石川知裕衆院議員(38)を取り調べ、公判に証人として出廷した田代政弘検事(45)は、「思い出して作成したので記憶が混同した」と釈明。だが、東京地裁が判決で「事件の見立てに沿う供述を獲得することに力を注いだ」と指弾するなど、検察の捜査のあり方が批判を浴びた。

 ある検察幹部は「現在捜査中であり、この問題は身内の恥でもある。検察関係者の関与は考えにくい」とした上で、「報告書を拡散することで問題を大きくしようとする意図を感じる」と話す。

 PDFで投稿

 ネット上にアップされた捜査報告書はPDF形式(電子文書の一種)になっていた。捜査報告書の原本は紙に印字されているため、何者かが電子データ化したことになる。

 関係者によると、捜査報告書と反訳書は裁判の過程で弁護側に開示され、捜査報告書は弁護側にコピーも許可されていた。産経新聞の取材に、指定弁護士側、弁護側ともに「こちら側から出たものではない」とコメントした。

 ある司法関係者は「(捜査報告書は)一部メディアや国会議員らも入手している形跡があり、流出元の特定は難しいだろう。虚偽捜査報告書を改めてクローズアップすることで、指定弁護士側に控訴を断念させようという意図を感じる」と話した。

 一橋大学の堀部政男名誉教授(情報法)は「警視庁の国際テロ捜査資料の流出事件と比較すると、捜査報告書は報道などで内容が判明しているため、機密性の程度は低い。だが、内部資料の性格を帯びる公判証拠の流出は司法の信頼を大きく損ない、日本の国際的な信用の低下につながりかねない」と指摘している。
2012年5月7日 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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ドイツの世界最大の原発跡地 取材動画
 
NHK BS1「ドキュメンタリーWAVE」より。原発に依存してきた町が、原発を失った時、どう再生するのか。ドイツ北東端の小さな町ルブミンは、かつての東独最大の原発城下町。ドイツ統一後、突然の原発閉鎖で雇用と収入源を失った。町は広大な原発跡地開発に再生を託し、20年間の試行錯誤の結果、今では、跡地に多くの企業が並ぶ。一方、原発の解体作業は未だ続き、併設する中間貯蔵施設には今後30年間原子炉容器が置かれたままとなる。その中間貯蔵施設には、ドイツ中から放射性廃棄物が運び込まれるようになり、町のもう一つの再生の柱、観光産業に影を落としている。番組では、再生へのルブミンの模索を徹底取材。原発を脱することの困難さを現地に見る。

20120505 脱原発に揺れる町~ドイツ... 投稿者 PMG5
 
2012年5月7日 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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次の一手、経産省高級官僚はどんな策を仕掛けてくる?大飯再稼動
 
原発稼働ゼロ:政府、再稼働狙い外れ 大飯以降見通せず
毎日新聞 2012年05月06日 09時58分

 政府は関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)に続き、四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)の再稼働を視野に入れていた。だが、大飯原発の再稼働手続きに批判が噴出。当面、他の原発の再稼働は困難な状況にある。

 「伊方原発までは再稼働させる。手続きが進んでいるのは大飯原発だが、地元の理解は伊方の方が得られやすい。伊方が大飯を追い越すことになるかもしれない」

 首相官邸関係者は4月上旬、こう漏らしていた。大飯原発の再稼働をめぐり野田佳彦首相と藤村修官房長官、枝野幸男経済産業相、細野豪志原発事故担当相の関係閣僚会合が始まったばかりだった。

 背景には、大飯原発の周辺自治体の姿勢があった。関電の筆頭株主である大阪市の橋下徹市長は再稼働に否定的な発言を繰り返し、京都府、滋賀県の知事も反発していた。

 一方、政府は伊方原発の再稼働については愛媛県のほか、四国3県の理解を比較的得やすいと受け止めていた。瀬戸内海に面し、津波被害の懸念が少ないとされる事情も、大飯原発に比べて再稼働のハードルが低いとみていた理由だった。
2012年5月7日 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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二つの人形    ひさしぶりの小話
 
あるカップルが結婚して、もう60年が過ぎようとしていました。夫婦は何でも分かち合い、何でも話し合いました。ふたりの間には秘密はありませんでした。

……たったひとつのことを除いては。

妻はクローゼットの上に靴箱を置き、夫に「絶対に中を見たり、それについて尋ねたりしないように」と約束していたのです。

長年の間、夫はその箱について考えもしませんでした。

ところが妻が病気で倒れ、医者からもう回復するみこみがないと告げられたのです。

夫はふたりのさまざまな事柄を整理することにし、靴箱を妻の寝床まで持ってきました。妻も中に何が入っているか、言うべきときが来たと同意しました。

箱を開けてみると、中からは、かぎ針編みをした人形が2体と、9万5000ドルもの札束が出てきました。

この中身について夫が尋ねると、妻は答えました。

「私たちが結婚したとき、祖母から幸福な結婚の秘訣は言い争いをしないことだと言われたの。もし夫に腹が立っても、黙って言い返さず、人形を編んでおきなさいとね」

それを聞いた夫は心を揺さぶられ、目に浮かぶ涙をこらえました。

貴重な人形が2つ箱にある…。それはつまり、今まで妻は2度だけ腹を立て、この60年間もの長い間、自分に尽くしてきてくれたのだ……。

幸せな気持ちで満たされた夫は、さらに問いかけました。

「人形の説明はそれでつくけど札束は?この大金はいったいどこからやってきたのだろう?」

「ああ、それはね」

妻は続けました。

「そっちは、人形を売って稼いだお金よ」

教訓:世の中には、知らないままでいい秘密もある。
2012年5月7日 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
冗句・小話(片頬だけでも笑いたい) |
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一粒の涙でストレス解消の効果が1週間続く

2024年06月07日 | SNS・既存メディアからの引用記事

薬屋のおやじのボヤキ⇒引用元

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