阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

内外の公人の意識の差を写真家の栗田格さん撮影のヒラリー・クリントン国務長官の写真に感じた。

2022年07月13日 | 「過去の非日乗&Shot日乗」リターンズ
2009年02月19日(木)「阿智胡地亭の非日乗」掲載

来日したアメリカのヒラリー・クリントン国務長官を撮影した写真家の栗田格さんの写真を見ました。こちらのHPのカテゴリー「外国・政治家」にあります。

公式の取材はマスコミ各社の代表取材になるので、栗田さんは独自に、ヒラリーさんの早朝の明治神宮訪問を狙ったそうです

彼女は秒刻みの行動で風の如く現われ、去ったそうです。

栗田さんが捉えたこのアメリカの政治家のショットを見て思いました。

ヒラリーさんの目は笑っているようで笑っていません。

被写体は被写体で撮影者を値踏みしている!と感じました。            そんな相手を一瞬に切り取る・・・

     プロどうしが「真剣」を持ってあい対している。

栗田さんは撮影の事前に、自分の立ち位置とレンズを向ける角度を選んでその場に臨む。

  つまり、使える写真が偶然撮れるということはありえない。

ところで、写真のヒラリーさんの表情に、公人である自分の役割をしっかり認識している俳優を感じます。

外国の政治家はみなゼニが取れる役者やなあ・・・と、あらためて思います。

日本では自他共に認める酒乱でも、大臣に任命されるのですから、公人に必要とされる役割意識に彼我の差が大きすぎると思いました。

 いまや「世間」というのはこの列島内かぎりの「世間」ではなく、「国境のない世界の世間」になっていて、瞬時にYouTubeで世界中の世間にさらされることを、

公人である日本の政治家ももうちょっと自覚して欲しいと思う今日この頃です。(また、手垢のついた言い方や)

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