毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




アンドラアーシュ・シフが2018年に録音した「J.S. Bach: Clavichord」。ピアノではなくクラヴィコードを弾いてのアルバムで、収録曲中、「インヴェンションとシンフォニア」などをのぞき順に楽しんでいます。これからきくのは、「クラヴィーア練習曲集 第3部」に所収された4曲のデュエットから、イ短調のデュエット(BWV805)です。クラヴィコードは、ヨリス・ポトフリーゲが製作(ヤコブ・スペッケンの1743年製にもとづく)した楽器。製作家ポトフリーゲを、シフは同じハンガリーの鍵盤楽器奏者のミクローシュ・シュパーニに紹介されたとのことです。ちなみに、シュパーニは、カール・フィリップ・エマヌエル・バッハの鍵盤独奏曲全集を録音中(第40集まで進行)です。

CD : ECM 2635/36(ECM Records)

ECM 2635/36

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今週きいているのは、アンドラアーシュ・シフがクラヴィコードを弾いて録音した「J.S. Bach: Clavichord」。アルバムから主要なプログラム、「インヴェンションとシンフォニア」をのぞき(ほかに3声のリチェルカーレも)、収録順に楽しんでいます。これからきくのは、「クラヴィーア練習曲集 第3部」所収のト長調のデュエット。使用楽器は、ヤコブ・スペッケンの1743年製にもとづく、ヨリス・ポトフリーゲのクラヴィコードで、録音は2018年です。

CD : ECM 2635/36(ECM Records)

ECM 2635/36

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今日これからきくのは、アンドラーシュ・シフのクラヴィコードで、ヘ長調のデュエット(「クラヴィーア練習曲集 第3部」)です。この曲のクラヴィコードでの録音は、ピーテル・ヤン・ベルダーやヤロスラフ・トゥーマのものを紹介していますが、オルガン、そうでなければチェンバロ、あるいはピアノでの演奏がふつうです。シフが弾いているのは、ヨリス・ポトフリーゲのクラヴィコード(ヤコブ・スペッケンの1743年製にもとづく)。録音は2018年です。

[訂正]曲名の表記が、「デュエット ト長調 BWV804」とまちがっていました。正しくは「デュエット ヘ長調 BWV803」で、すでに修正済みです。

CD : ECM 2635/36(ECM Records)

ECM 2635/36

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昨日からききはじめた、アンドラーシュ・シフの「J.S. Bach: Clavichord」。収録曲中、「インヴェンションとシンフォニア」と3声のリチェルカーレ(「音楽の捧げもの」)をのぞき、収録順に楽しんでいます。今日きくのはホ短調のデュエット(BWV802)。この曲は「クラヴィーア練習曲集 第3部」に所収された4曲のデュエット中の1曲で、ふつうはオルガンかチェンバロで演奏されます。シフはこれをクラヴィコードで弾いており、使用楽器はヤコブ・スペッケンの1743年製にもとづく、ヨリス・ポトフリーゲのクラヴィコード。録音は2018年です。

CD : ECM 2635/36(ECM Records)

ECM 2635/36

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パラディアン・アンサンブルが2005年に録音した「Sonatass & Chorales - J S Bach」。このアルバムには、トリオ編成のアンサンブル用編曲が9曲収録されており、収録順に楽しんできました(オルガン・コラールからの編曲はのぞく)。これからきくのは、オルガン用のソナタ第2番(BWV526)からの編曲、ホ短調のトリオ・ソナタ(原調はハ短調)。演奏はパメラ・トービー、ロドルフォ・リヒター、ジョアンナ・レヴァイン、ズザンネ・ハインリヒ、ウィリアム・カーターのメンバー4人です。ところで、「Sonatass & Chorales - J S Bach」に収録されたトリオ・ソナタは、BWV526とBWV528の2曲のみですが、じつはほかの4曲もすでに録音済み。このブログでも紹介した、1994年録音の「BACH Trio Sonatas」(Linn Records CKD 275)に4曲が収録されており、これでトリオ・ソナタは完結しました。

CD : CKD 275(Linn Records)

CKD 275

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昨日からききはじめた、パラディアン・アンサンブルの「Sonatass & Chorales - J S Bach」。同アンサンブルは1991年の結成。オリジナル・メンバーは、レイチェル・ポジャー(ヴァイオリン)、パメラ・トービー(リコーダー)、ジョアンナ・レヴァイン(チェロ、ヴィオラ・ダ・ガンバ)、ウィリアム・カーター(撥弦楽器)でした。このうちポジャーとレヴァインは、ロドルフォ・リヒターとズザンネ・ハインリヒに交替し、このアルバムではその変更メンバーで録音(2005年)がおこなわれています。今日きくのは収録順どおり、ト短調のトリオ・ソナタ(BWV528)。原曲はオルガンのためのソナタで、編曲においては原調のホ短調からト短調に移調されています。

CD : CKD 275(Linn Records)

CKD 275

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フランスのオルガン奏者、ジェローム・モンデセールが2018年に録音した「L'orgue des jardiniers」。このアルバムから収録順にオルガン自由曲をきいており、これから楽しむのはハ長調のプレリュードとフー(BWV531)です。モンデセールが弾いているのは、ストラスブール聖オーレリア教会のアンドレアス・ジルバーマン建造(1718年)のオルガン。モンデセールが解説でふれているように、このオルガンはアルベルト・シュヴァイツァーが1936年のEMI録音でもちいた楽器です。

CD : Hortus 158(EDITIONS HORTUS)

Hortus 158

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今日これから楽しむのは、ト長調のオルガンのためのソナタ(BWV530)。演奏は、一昨日、昨日もきいているフランスのオルガン奏者、ジェローム・モンデセールです。このソナタが収録されているのは「L'orgue des jardiniers」で、2018年の録音。使用楽器は、ストラスブール聖オーレリア教会のアンドレアス・ジルバーマン建造(1718年)のオルガンです。

CD : Hortus 158(EDITIONS HORTUS)

Hortus 158

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今日からきいていくのは、ジェローム・モンデセールの「L'orgue des jardiniers」(庭師のオルガン)です。モンデセールは、ストラスブールの聖オーレリア教会のオルガン奏者。アルバムにはバッハのほか、ヨーハン・ゴットフリート・ヴァルター、ゲオルク・ベームの10曲が収録されており、ここではバッハの自由曲のみを収録順に楽しみます。今日きくのはイ長調のプレリュードとフーガ(BWV536)。オルガンは、聖オーレリア教会のアンドレアス・ジルバーマンが1718年に建造した楽器です。録音は2018年です。

CD : Hortus 158(EDITIONS HORTUS)

Hortus 158

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受難週にきいていきたのは、エミリオ・モレーノとアーロン・ザピコの「The Melancholic Bach」。とくにこの時期にふさわしい曲ばかりというわけではありませんが、どれもヴィオラ・ダ・ブラッチョとチェンバロのために編曲されたものです。これからきくのは、「尊き御神の統べしらすままにまつろい」(BWV691)。この曲はバッハ家の愛奏曲のようで、フリーデマンとマグダレーナの音楽帳に所収されています。モレーノの楽器はジンペルトゥス・ニッゲルのヴィオラ・ダ・ブラッチョ(1751年製)、ザピコの楽器はヨハネス・ルッカース(1616年製)にもとづくラファエル・マリファンのチェンバロ(2010年製)。録音は2019年です。

CD : GCD 920316(Glossa Platinum)

GCD 920316

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今日もきくのはエミリオ・モレーノとアーロン・ザピコの「The Melancholic Bach」から、オルガン・コラール「われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ」(BWV639)です。このBWV639は「オルガン小曲集」所収の3声曲で、編曲ではモレーノ(ヴィオラ・ダ・ブラッチョ)が修飾された上声のコラール旋律を、ザピコ(チェンバロ)が下2声部を担当しています。使用楽器は、ジンペルトゥス・ニッゲルの1751年製とラファエル・マリファンの2010年製(ヨハネス・ルッカースの1616年製にもとづく)。録音は2019年です。

CD : GCD 920316(Glossa Platinum)

GCD 920316

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受難週の今週は、エミリオ・モレーノとアーロン・ザピコの「The Melancholic Bach」(2019年録音)からいくつか選んできいています。今日きくのはオルガン・コラール「われら悩みの極みにありて」(BWV641)で、昨日と同じく「オルガン小曲集」所収の4声曲です。編曲ではモレーノ(ヴィオラ・ダ・ブラッチョ)がこまかく修飾された最上声部のコラール旋律を、ザピコ(チェンバロ)が下声部を担当しています。モレーノの使用楽器はジンペルトゥス・ニッゲルの1751年製、ザピコのそれはヨハネス・ルッカースの1616年製にもとづくラファエル・マリファンの2010年製です。

CD : GCD 920316(Glossa Platinum)

GCD 920316

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今週きいていくのは、エミリオ・モレーノとアーロン・ザピコの「The Melancholic Bach」(2019年録音)。今日きくのはオルガンのためのニ短調のトリオ(BWV583)ですが、ここでは原曲のオルガンからヴィオラ・ダ・ブラッチョ(モレーノ)とチェンバロ(ザピコ)のために編曲(モレーノ)されています。なお、このトリオには偽作説があります。

CD : GCD 920316(Glossa Platinum)

GCD 920316

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これから楽しむのは、デイヴィッド・エンロウによるオルガン用のニ短調のソナタ(BWV527)です。今週きいてきた「Bach on Park Avenue」に収録されたもので、同アルバムは2015年の録音。使用楽器はイグナチオ・ロヨラ教会(ニューヨーク)のオルガン(マンダー社建造)です。

CD : CD 7274(Pro Organo)

CD 7274

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今週きいているのはデイヴィッド・エンロウの「Bach on Park Avenue」。アルバムには6曲のオルガン自由曲が収録されていますが、ここでは時節的にふさわしくないヘ長調のパストラーレをのぞき、のこり5曲を楽しんでいます。これからきくのはトッカータ、アダージョとフーガ(BWV564)。両端楽章はハ長調ですが、中間楽章はイ短調をとり、美しい旋律をきかせます。エンロウが弾くのは、イグナチオ・ロヨラ教会(ニューヨーク)のマンダー社建造(1993年)のオルガン。録音は2015年です。

CD : CD 7274(Pro Organo)

CD 7274

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