毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




今日と明日きくのは、ステファノ・モラルディの「J.S. Bach: Transcriptions」です。アルバムの録音は2021年で、ほかの楽器のための曲をオルガン編曲(トランスクリプション)した作品がCD2枚に収録されています。ここではその中から、ト長調のトリオ(BWV1027)とニ短調のフーガ(BWV539)を楽しむことにし、のこりはまたの機会においておくことにします。

今日きくトリオは、オブリガート・チェンバロとヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ 第1番の第1、第2、第4楽章の3楽章によるオルガン曲。ただし、編曲は「バッハ自身の手によるものではない」(『バッハ事典』)ということです。モラルディの使用楽器は、ヨーハン・ネーポムク・ホルツァイが1797年に建造(1979年修復)した、ネレスハイム修道院のオルガンです。

CD : 96413(BRILLIANT CLASSICS)

96413

コメント ( 0 )




これから楽しむのは、アウレル・ダヴィデュクによるト短調のファンタジーとフーガ(BWV542)。ダヴィデュクは、2000年、ハノーファー生まれのオルガン奏者で、演奏は2023年録音の「B-A-C-H “Hommage à ... ”」に収録されたものです。収録曲はバッハのほか、ヨーハン・ルートヴィヒ・クレープス、フランツ・リスト、ジグモンド・サットマリー、マックス・レーガーの4曲のオマージュ。オルガンはシュタットカジノ・バーゼル音楽ホールのオルガン(2020年、メツラー・オルガン工房およびクラーレ・オルガン工房)です。

CD : GEN 23824(GENUIN classics)

GEN 23824

コメント ( 0 )




週をまたいできいてきた、マティアス・ハヴィンガの「J.S. Bach: Italian Concertos」。これからきくのはのこる1曲、ハ長調の協奏曲(BWV594)です。原曲はアントーニオ・ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲「ムガール大帝」(RV208)。編曲にあたり、バッハは原調のニ長調をハ長調に移調しています。ハヴィンガのアルバムは2010年の録音。マルティ・ポルタンの1998年建造のオルガン(フィンランドのコトカ、ルーテル教会)を弾いて収録しています。

CD : 94203(Brilliant Classics)

94203

コメント ( 0 )




いまレギュラーできいている、マティアス・ハヴィンガの「J.S. Bach: Italian Concertos」。今日これからきくのはニ短調のフーガ(BWV539)です。原曲は無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番のフーガ。編曲にあたっては原曲を2小節拡張し、ト短調をニ短調に移調しています。編曲者については不明(バッハではなさそう)です。このフーガにプレリュードをつけたかたちで演奏されることがありますが、ハヴィンガはフーガのみをアルバムに収録。使用楽器は、マルティ・ポルタンが1998年に建造した、コトカ(フィンランド)のルーテル教会のオルガンで、録音は2010年です。

CD : 94203(Brilliant Classics)

94203

コメント ( 0 )




先週から楽しんでいる、マティアス・ハヴィンガの「J.S. Bach: Italian Concertos」(2010年録音)。このアルバムから収録順にきいており、これからきくのはト長調のオルガン協奏曲(BWV592)です。原曲はザクセン・ヴァイマール公子ヨーハン・エルンストのヴァイオリン協奏曲です。ハヴィンガが弾くのは、フィンランドはコトカのルーテル教会のオルガン(マルティ・ポルタンが1998年に建造)です。

CD : 94203(Brilliant Classics)

94203

コメント ( 0 )




先週から週をまたいできいている、マティアス・ハヴィンガの「J.S. Bach: Italian Concertos」(2010年録音)。このアルバムにに収録された、オルガンのための6曲の協奏曲と1曲のフーガを順に楽しんでいおり、これからきくのはハ長調の協奏曲(BWV595)です。このオルガン協奏曲の原曲は、ヴァイマールのヨーハン・エルンスト公子のヴァイオリン協奏曲第1楽章。3週ほどまえにきいた、アイヴァー・ボルトンの「Bach / 8 Concerto Transcriptions」収録のハ長調の協奏曲(BWV984)も同じヴァイオリン協奏曲からの編曲。なお、ハヴィンガの使用楽器は、マルティ・ポルタンが1998年に建造したオルガン(フィンランドのコトカのルーテル教会)です。

CD : 94203(Brilliant Classics)

94203

コメント ( 0 )




昨日からききはじめた、マティアス・ハヴィンガの「J.S. Bach: Italian Concertos」。アルバムにはオルガンのための6曲の協奏曲と1曲のフーガを収録されており、そのすべてが編曲作品です。これから楽しむのはニ短調の協奏曲(BWV596)。ヴィヴァルディの「調和の霊感」作品3第11番をバッハが編曲したオルガン曲となります。ハヴィンガの使用楽器は、コトカ(フィンランド)のルーテル教会の、マルティ・ポルタンが1998年に建造したオルガン。録音は2010年です。

CD : 94203(Brilliant Classics)

94203

コメント ( 0 )




今日から週をまたいできいていくのは、マティアス・ハヴィンガの「J.S. Bach: Italian Concertos」です。2010年録音のアルバムには7曲のオルガン協奏曲を収録。収録曲はバッハやアントニオ・ヴィヴァルディらの作品を、バッハ(一部は他者の可能性)がオルガン用に編曲したものです。これからきくのは収録順どおり、イ短調の協奏曲(BWV593)で、この協奏曲の原曲はヴィヴァルディの「調和の霊感」作品3第8番です。奏者のハヴィンガは、1983年、オランダ生まれ。録音で弾くのは、フィンランドはコトカのルーテル教会のオルガン(マルティ・ポルタンが1998年に建造)です。

CD : 94203(Brilliant Classics)

94203

コメント ( 0 )




これから楽しむのは、マハン・エスファハニによるイ短調のデュエット(BWV805)です。このデュエットは「クラヴィーア練習曲集 第3部」所収の曲で、オルガンでも演奏されますが、エスファハニはもちろんチェンバロで演奏しています。使用楽器はユッカ・オリッカの2018年製のチェンバロ。録音は2021年です。

CD : CDA68336(hyperion)

CDA68336

コメント ( 0 )




昨日は宗教改革記念日のためのカンタータをきき1日休みましたが、今日からはまたマハン・エスファハニの「Bach: Italian Concerto & French Overture」を楽しみます。これからきくのは「クラヴィーア練習曲集 第3部」所収のト長調のデュエット(BWV803)。エスファハニはこれを、ユッカ・オリッカの2018年製のチェンバロで演奏しています。録音は2021年です。

CD : CDA68336(hyperion)

CDA68336

コメント ( 0 )




先週からきいている、マハン・エスファハニの「Bach: Italian Concerto & French Overture」(2021年録音)。これからきくのは「クラヴィーア練習曲集 第3部」所収の4曲のデュエットから、ヘ長調のデュエット(BWV803)です。デュエットはオルガンでもチェンバロでも演奏されますが、エスファハニはもちろんチェンバロでの演奏。弾いているのは、ユッカ・オリッカの2018年製のチェンバロです。

CD : CDA68336(hyperion)

CDA68336

コメント ( 0 )




今日からきくのは、マハン・エスファハニによる4曲のデュエット(「クラヴィーア練習曲集 第3部」)。4曲は一昨日と昨日にきいた、イタリア協奏曲とフランス風序曲と同じ「Bach: Italian Concerto & French Overture」(2021年録音)に収録されており、今日は順番どおりホ短調のデュエットを楽しみます。デュエットはオルガン曲に分類されますが、エスファハニの使用楽器はユッカ・オリッカの2018年製のチェンバロです。

CD : CDA68336(hyperion)

CDA68336

コメント ( 0 )




ハ短調のファンタジー(BWV1121)は、BWV番号からわかるように、1950年のヴォルフガング・シュミーダー「バッハ作品目録」以後に番号が付された曲。オルガン・タブラチュア譜で伝承されており、オルガン曲に分類されていますが、ここではレオン・ベルベンのチェンバロで楽しみます。弾いているのは、キース・ヒル製作のチェンバロ(クリスチャン・ツェルの1728年製)で、録音は2009年および2010年です。

CD : MYR001CD(myrios classics)

MYR001CD

コメント ( 0 )




今朝のバッハは、ハンス・オットーの「Die Grosse Silbermanorgel des Domes Zu Freiberg」から、ハ長調のプレリュードとフーガ(BWV545)です。オットーが弾いているのは表題どおり、フライベルク大聖堂のジルバーマン・オルガン。録音は1979年で、オットーは録音時、同大聖堂の教会音楽監督、オルガン奏者でした。録音からはすでに40年ほど経過しているわけですが、音の状態もまずまずで、いまでもじゅうぶん楽しめます。

CD : C37-7004(DENON)

C37-7004

コメント ( 0 )




今日と明日きくのは、ドイツのオルガン奏者、ハンス・オットーの「Die Grosse Silbermanorgel des Domes Zu Freiberg」(フライベルク大聖堂のジルバーマン大オルガン)。アルバムにはコラール編曲や自由曲が13曲収録されていますが、ここできくのは2曲のプレリュードとフーガです。今日きくのはト短調のプレリュードとフーガ(BWV535)で、録音は1979年。オットーは、1922年のライプツィヒ生まれで、1996年にフライベルクでなくなっています。

CD : C37-7004(DENON)

C37-7004

コメント ( 0 )



« 前ページ 次ページ »