今夜きくのは、ナディア・ラブリのフルート、リュック・ボーセジュールのピアノ、カミーユ・パケットのチェロで、ト長調のトリオ・ソナタ(ANALEKTA AN 2 8921)。原曲は2本のフルートと通奏低音のためのソナタ(BWV1039)で、これはガンバ・ソナタ第1番と同じ曲です。ボーセジュールはチェンバロも弾くので、この録音(2019年)でもチェンバロという選択肢もあったはず。録音をきくかぎりその選択はなかなか魅力的な演奏として結実しており、モダンなフルートと無批判にチェンバロをあわせる必要はないな、と再確認しました。