早朝に楽しむのは、先週後半からきいているロベルト・ロレッジャンによる「J.S. BACH / Violin Sonatas & Partitas / Cello Suites」(2018年録音)。副題に「Transcribed for Harpsichord by Gustav Leonhardt」とあるように、グスタフ・レオンハルトによる無伴奏作品(ヴァイオリンとチェロ)のチェンバロ編曲が収録されており、それらを収録順にきいています。
これからきくのはト長調のソナタで、原曲は無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第3番(BWV1005)。レオンハルトが編曲しているのは第2楽章のフーガ以下の3楽章のみ。第1楽章のアダージョは、フリーデマン・バッハの編曲とみられるト長調のソナタ(BWV968)が弾かれます。使用楽器は、チェンバリ・フレッツァート&ディ・マッティア製のチェンバロ(ルッカースの1612年製による)です。
CD : 95757(BRILLIANT CLASSICS)