三位一体節後第3日曜日にきくのは、カール・ミュンヒンガーたちによる「マニフィカト ニ長調」(DECCA 433 175-2)。ほんらいならカンタータをきくところですが、手持ちのCDもすくなったための代替です。ミサ曲ではなくマニフィカトにしたのは、マリアのエリザベト訪問の祝日(7月2日)に教会音楽をなにもきかなかったこともあって決めました。ここできくのはミュンヒンガーたちによる録音は1968年におこなわれたもの。すでに半世紀を経過した録音ですが、その時代を考えればなかなか楽しめる演奏です。管弦楽はシュトゥットガルト室内管弦楽団、合唱はウィーン・アカデミー合唱団。独唱者は、エリー・アメリンク、ハネケ・ファン・ボルク、ヘレン・ワッツ、ヴェルナー・クレン、トム・クラウセ、と贅沢な布陣です。