復活節前第8日曜日(四旬節前第2日曜日)にきくのは、モントリオール・バロックによる「軽佻浮薄なる精神の者ども」(BWV181)です。このカンタータの初演は1724年2月13日。構成はアリア、レチタティーヴォ、アリア、レチタティーヴォ、合唱曲の5曲(コラールは1曲もありません)で、編成は弦楽と通奏低音に、フルート、オーボエ、トランペット(管楽器はそれぞれ1本ずつ)です。
モントリオール・バロックの録音は2014年。指揮はエリック・ミルンズ(オルガン)、音楽監督はスージー・ナッパー(チェロ)が務めています。合唱曲は4名の歌手、オデイ・ビロド、エレーヌ・ラチカ、フィリップ・ガーニ、ドリュー・サンティーニが歌っており、ビロド、ガーニとサンティーニは、レチタティーヴォ、アリアも担当しています。いわゆるOVPP(OVPPによる演奏を参照)の合唱ですね。
CD : ACD2 2406(ATMA Classique)