顕現節後第2日曜日にきくのは、ミシェル・コルボ指揮、ローザンヌ声楽アンサンブル、ローザンヌ室内管弦楽団(ローザンヌ器楽アンサンブル)によるニ短調のサンクトゥス(ERATO 4509-97236-2)です。このサンクトゥスはアントニオ・カルダーラのグローリア(「ミサ・プロヴィデンティアエ」)の冒頭部分にもとづき、バッハが1738年から1741年ごろに編曲(4声合唱、2部のヴァイオリン、ヴィオラと通奏低音)したもの。短いながらも華麗なサンクトゥスです。アルバムの録音は1972年および1973年です。