毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




復活節前第7日曜日(四旬節前日曜日)にきくのは、鈴木雅明とバッハ・コレギウム・ジャパンによる「汝まことの神にしてダヴィデの子よ」(BWV23)です。このカンタータは、「イエス十二弟子を召し寄せて」(BWV22)とともに、バッハのトマス・カントル採用試験として、1723年2月7日に初演されたカンタータ(クリストフ・ヴォルフによると、説教前にBWV22、説教後にBWV23とのこと)。このBWV23はBWV22とは対照的に、峻厳な気分につらぬかれており、初稿の3曲に追加された第4曲のドイツ語「アニュス・デイ」によるコラール・ファンタジーともども、来る受難節をはっきり想起させます。鈴木たちの録音は1998年。第1曲の二重唱を歌うのは、鈴木美登里と米良美一で、オーボエはアルフレード・ベルナルディーニと三宮正満です。

CD : BIS-CD-991(BIS Records)

BIS-CD-901

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