昨日からききはじめた、ヤコブ・リンドベルイの「Bach on the Rauwolf Lute」(2020年録音)。今日きくのは、無伴奏チェロ組曲第1番(BWV1007)をリンドベルイがリュートのために編曲した組曲。編曲にあたって、原曲ト長調はハ長調に移調されています。弾いている楽器はシクトゥス・ラウヴォルフのオリジナル楽器(1590年ごろに製作)で、オリジナルの響板が伝存されているリュートとしては、最古のものとされている楽器だそうです。1715年には、ニュルンベルクのレオンハルト・マウジールにより、当世風に改修されています。
CD : BIS-2552(BIS Records)