これから楽しむのは、シプリアン・カツァリスのピアノによるハ長調のソナタ(BWV966)です。このソナタは、カツァリスの1994年と2000年の未発表音源を収録した2枚組アルバム(Piano 21 P21 062)中、「編曲者としてのバッハ」の曲を集めたCD2に収録。ソナタの原曲は、ヤン・アーダム・ラインケンの2つのヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のソナタ(ソナタ、アルマンド、クーラント、サラバンド、ジーグ)で、これをバッハは、プレリュード、フーガ、アダージョ/アレグロ、アルマンドという構成に改変、編曲しています。