復活節第3日にきくのは、ヘルムート・ヴィンシャーマンたちによる「イエス生きたもうと知る心は」(PHILIPS 454 346-2)です。このカンタータは1724年4月11日に初演。ケーテン時代の世俗カンタータ「日々と年を生み出す時は」(1719年1月1日初演)を改作したもので、レチタティーヴォ、アリア、レチタティーヴォ、アリア、レチタティーヴォ、コラールという6曲構成です。レチタティーヴォとアリアを歌うのは、ユリア・ハマリ(アルト)とクルト・エクヴィルツ(テノール)という往年の名バッハ歌手で、コラールはバルメン・ゲマルケ・カントライが歌っています。指揮はヴィンシャーマンで管弦楽はドイツ・バッハ・ゾリステン。録音は1971年です。