先週からほぼ収録順に楽しんでいるチェッリーニ・コンソートの「Johann Sebastian Bach / Wo soll ich fliehen hin」。同コンソートは、トーレ・エケトープ、ブライアン・フランクリン、トーマス・ゲッチェルという三人のガンバ奏者によって、2012年に結成されたアンサンブルで、CDは2017年の録音です。CDにはバッハのオルガン、クラヴィーア作品の編曲(同コンソートのメンバーによる)が9曲収録されており、これからきくのは「イタリア協奏曲」です。チェンバロのようなキラキラした響きここにはありませんが、ガンバ三重奏では音楽の愉悦がしっとりと奏でられ、これはこれでおもしろく、じゅうぶん楽しめます。
CD : RAM 1911(RAMÉE)