今朝の空は雲におおわれていて、昨日のような快晴ではありません。しかし、朝の冷えこみはなく、日中はまずまずの、春らしい天気になりそうです。さて、これからきくプレリュードとフーガの第10番(「平均律クラヴィーア曲集」第2巻)、このBWV879のプレリュードは、音楽学者ヘルマン・ケラーによると、初春をイメージさせる音楽のようで、いまの時期にはふさわしいかもしれません。チェンバロ演奏は、ひき続きトン・コープマンです。
CD : 2292-45429-2(ERATO)
今日は全国的によい天気のようで、京都も朝から晴天です。いまも上空は雲ひとつない青空で、気温も上がり、のどかな気候になってきました。さて、トン・コープマンによる「平均律クラヴィーア曲集」第2巻、今日きくのはホ長調の第9番です。このBWV878は春にふさわしいと思わせる音楽なのですが、ヨーハン・マッテゾンの『新設のオルケストラ』によると、「ホ長調は、絶望に満ちた、あるいは死ぬほどの悲しみを比類なくうまく表す」(山下道子訳)とのことです。