毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




今日からしばらくは、ムジカ・アルタ・リパの「Solo Concertos」に収録された協奏曲を順にきいていくことにします。ムジカ・アルタ・リパは1984年にハノーファーで結成されたアンサンブルで、日本ではあまりメジャーではありませんが録音もけっこうあります。「Solo Concertos」は、第1集から第5集まであり、今日は第1集からBWV1065をきいてみたいと思います。アンサンブルの編成は、独奏チェンバロはもちろん、第1、第2ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスもすべて1人ずつとなっています。

CD : MDG 309 0681-2(MDG)

MDG 309 0681-2

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ルネ・ヤーコプスたちの「クリスマス・オラトリオ」BWV248、これからきくのは新年後の日曜日ためのカンタータ「栄光あれと、神よ、汝に歌わん」です。この第5部も既存曲からの転用があり、第47曲(第5部第5曲)がそれにあたります(原曲はBWV215第7曲)。また、第45曲(第5部第3曲)も消失したBWV247の楽曲からの転用とみられ、第51曲(第5部第9曲)も転用とみられていますが原曲は不明。さらに第43曲(第5部第1曲)は、「知らざれる作品からのパロディであるとする説と、オリジナルと見なす説とが対立している」(『バッハ事典』)とのことです。なお、今年は当該日(1月2日~5日の日曜日)がないので、今日きいておくことにしました。

CD : HMX 2901630.31(harmonia mundi)

HMX 2901630.31

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昨年から1部ずつきいているルネ・ヤーコプスたちの「クリスマス・オラトリオ」BWV248、元旦にきくのは新年のためのカンタータ「ひれ伏せ、感謝もて」です。この第4部は2本のホルンによる牧歌的に響きが特徴。既存曲からの転用は、第36曲(第4部第1曲)の合唱(原曲BWV213第1曲)、第39曲(第4部第4曲)のアリア(原曲BWV213第5曲)、第41曲(第4部第6曲)のアリア(原曲BWV213第7曲)です。なお、第39曲のエコーには、カルフ・アウレリウス少年合唱団のシュテッフェン・バルカヴィツを起用しています。

CD : HMX 2901630.31(harmonia mundi)

HMX 2901630.31

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