これからきくのは、トン・コープマンたちによる「いまや、われらの神の救いと力と」です。このBWV50は、「単一の合唱楽章のみで伝承される作品」(『バッハ事典』)。おそらくは大天使ミカエルの祝日のためのカンタータの一部であったようですが、それはともかく、ほんらいは9月29日(大天使ミカエルの祝日)にきく予定だったもの。そのときは忘れてしまっていて、ほかの曲を楽しんでいました。
昨日はカンタータ(BWV80)、明日もカンタータ(BWV49を予定)なので、今日もついでといってはなんですが、このBWV50をきくことにします。コープマンは、そのカンタータ全集第6巻(1997年録音)に、二重合唱版(伝承された他者の手になる編曲とされる)と、5声合唱版(ヤン・クラインブシンクによるオリジナル再構築)の両版での演奏を収録していますが、ともにきいておくことにします。
CD : WPCS-6311/4(ワーナーミュージック・ジャパン)