復活節後第6日曜日にきくのは、先週に続き、コンラート・ユングヘーネルとカントゥス・ケルンによるト短調のミサ曲(BWV235)です。ふだんならカンタータなのですが、先週の復活節後第5日曜日と同じ理由で、今日はミサ曲ということにしました。構成はキリエ(1曲)とグローリア(5曲)の6曲。すべてがカンタータからの転用で、第1曲がBWV102第1曲、第2曲がBWV72第2曲、第3曲から第6曲がBWV187の第4曲、第3曲、第5曲、第1曲です。ユングヘーネルたちの録音では、合唱(4声部)はパート2人で編成されていますが、合唱中のソロとトゥッティの交替はさほどみられません(第1曲の第1キリエぐらい)。
CD : HMC 901939.40(harmonia mundi)