毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




今日と明日きくのは、パーヴェル・コホウトによる「BBB」(2011年録音)。コホウトは1976年生まれのチェコのオルガン奏者で、第4回(2000年)武蔵野市国際オルガンコンクールで第1位を獲得しており、日本とも関連がある奏者です。アルバム題の「BBB」はドイツ三大Bのことではなく、ブクステフーデ、ベーム、バッハのこと。バッハとつながりのある先輩二人とバッハのオルガン曲でプログラムが構成されています。これからきくのは、ト長調のプレリュードとフーガ(BWV541)。使用楽器はスロベニアのヴェレソヴォ旧修道院教会のオルガンで、トマーシュ・モチュニクが2007年に建造したオルガン(伝統的な技法による「バッハ・オルガン」とのこと)です。

CD : KP000022131(PAVEL KOHOUT)

KP000022131

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先週の金曜日から今日にかけてきいてきた、ニーナ・コトワによる「Bach: The Cello Suites」(Warner Classics 0825646394111)。このアルバム(2013年録音)を番号順(収録順)に楽しんできたので、今日きくのはニ長調の第6番ということになります。アルバムをきいているとちゅう、参考までにナクソス・ミュージック・ライブラリー (NML) をのぞいて、コトワのチャイコフスキーなどをきいてみました。それらにくらべるとビブラートはずいぶん抑えられていて、「ピリオド・アプローチとか、一顧だにしていない」ということはなさそうで、コトワの中では明確な区別があるようです。とはいえ、「ピリオド・アプローチ」そのものにはあまり関心はなさそうですね。

0825646394111

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ニーナ・コトワのチェロできいている無伴奏チェロ組曲。先週から、2013年に録音された「Bach: The Cello Suites」(Warner Classics 0825646394111)を、番号順(収録順)に楽しんでおり、これからきくのはハ短調の第5番です。バッハはこの第5番を、のちにリュート用に編曲(ト短調)しており、個人的にはチェロよりリュートのほうが好みです。

0825646394111

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今日もきくのはニーナ・コトワの「Bach: The Cello Suites」(Warner Classics 0825646394111)。無伴奏チェロ組曲全曲が収録されたアルバム(2013年録音)を週をまたいできいており、今日は変ホ長調の第4番を楽しみます。これまできいてきたように、おそらくこの第4番でも、ガツンとくる演奏を披露してくれるのではないでしょう。

0825646394111

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先週からききはじめたニーナ・コトワの「Bach: The Cello Suites」(Warner Classics 0825646394111)。第1番から番号順=収録順にきいてきて、今日はハ長調の第3番です。第1番、第2番ともに、コトワの演奏はガツンとしたもの。「粗い」というより「荒い」演奏といえるもので、とくにバッハだからどうこうというような思慮は、あまり働いていないように感じます。

0825646394111

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復活節後第6日曜日にきくのは、先週に続き、コンラート・ユングヘーネルとカントゥス・ケルンによるト短調のミサ曲(BWV235)です。ふだんならカンタータなのですが、先週の復活節後第5日曜日と同じ理由で、今日はミサ曲ということにしました。構成はキリエ(1曲)とグローリア(5曲)の6曲。すべてがカンタータからの転用で、第1曲がBWV102第1曲、第2曲がBWV72第2曲、第3曲から第6曲がBWV187の第4曲、第3曲、第5曲、第1曲です。ユングヘーネルたちの録音では、合唱(4声部)はパート2人で編成されていますが、合唱中のソロとトゥッティの交替はさほどみられません(第1曲の第1キリエぐらい)。

CD : HMC 901939.40(harmonia mundi)

HMC 901939.40

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昨日に続き、今日もきくのはニーナ・コトワによる「Bach: The Cello Suites」(Warner Classics 0825646394111)。このアルバムを収録順、つまり番号順にききはじめたので、これからきくのは無伴奏チェロ組曲の第2番ということになります。借りもののCDということもあり、コトワの演奏そのものがはじめての体験。解説書の写真以外は先入観なしに楽しめます。昨日の第1番をきいたかぎりですが、ピリオド・アプローチとか、一顧だにしていないような、ひたすら「ひきたいようにひく」といった表現。近年ではめずらしくなったスタイルで、ある意味潔ささえ感じます。

0825646394111

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今日からきいていくのは、ニーナ・コトワによる「Bach: The Cello Suites」(Warner Classics 0825646394111)。コトワは1969年(あるいは1970年)生まれのチェロ奏者、元モデル。父はコントラバス奏者のイワン・コトで、6歳からチェロをはじめ、モスクワ音楽院、ケルン音楽大学に学んだようです。「the 1st Prize at the “Concertino Prague“ competition in 1986」(公式サイト)ということなのですが、Concertino Pragaでは未確認です。アルバムは2013年の録音で、番号順に収録されており、今日の第1番からその順に楽しむことにします。

0825646394111

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今日はキリストの昇天日。したがってきくのは、同日のためのカンタータ「神は喜び叫ぶ声と共に昇り」(BWV43)です。このカンタータは2部11曲構成で、オーケストラは3本のトランペットのふくむ編成となっています。これをジョン・エリオット・ガーディナーたちによる録音できくのですが、ガーディナーには旧録(1993年)と新録(2012年)があり、選んだは新録のほうです。第1曲は、まずトランペットなしのおだやかなアダージョにはじまります。このあと第7小節からのアラ・ブレーヴェで第1トランペットが加わり、さらに第19小節からのトゥッティと、じょじょに沸きたっていくような合唱曲です。ガーディナーたちの沸きたちぐあいは、まさにらしいところで、「喜び叫ぶ声」がみごとに表現されていきます。

CD : SDG 185(SDG)

SDG 185

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一昨日からきいていきた、モンテネグロ・ギター・デュオの「イギリス組曲」(NAXOS 8.573676)。2016年録音のアルバムには、同組曲後半の3曲、第4番、第5番、第6番が収録されており、今日きくのは第6番です。第1曲のプレリュードは、プレリュードとフーガといえる長大なものですが、情趣の深いプレリュード部分でのギターは格別の味があります。なお、前半の3曲はすでにこのブログで紹介ずみ。そのさい、「第4番以降の録音も期待したいと思います」と記したのですが、まさに期待にたがわない、すぐれたアルバムだと感じました。

8.573676

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昨日からきいているモンテネグロ・ギター・デュオの「イギリス組曲」(NAXOS 8.573676)。今日これからきくのは第5番で、演奏・編曲ともどもとても楽しめます。さすがに低音の響きは不足しているように感じますが、キレのあるテクニックはそれを補っており、速めのテンポでも危うさはありません。

8.573676

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今日、明日、明後日ときいていくのは、モンテネグロ・ギター・デュオの「イギリス組曲」(NAXOS 8.573676)。一昨年の12月に同デュオの第1番から第3番を収録したアルバム(NAXOS 8.573473)を楽しんだのですが、今日からきいていくのはその後半の第4番から第6番です。同デュオはゴラン・コリヴォカピチとダニエル・セロヴィッチの二人のギター奏者によっており、編曲も担当。録音は、前半の2年後の2016年です。

8.573676

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これからきくのは、コンラート・ユングヘーネルカントゥス・ケルンによるヘ長調のミサ曲(BWV233)。今日は復活節後第5日曜日で、いつもならばカンタータをきくことろ。しかし、同日曜日のために伝承されたカンタータが2曲で、手持ちのCDはまだあるのですが、録音が少なめということもあり、来年以降のためにミサ曲をきくことにしました。今日きくBWV233は、キリエと5曲からなるグローリアの6曲で構成。ほとんどの曲は旧作から転用とみられ、第4曲(BWV102第3曲)、第5曲(BWV102第5曲)、第6曲(BWV40第1曲)は原曲が判明しています。ユングヘーネルたちは録音にあたり、合唱をパート2人(独唱者ふくむ)、オーケストラを16人という編成でのぞんでいます。録音は2006年です。

CD : HMC 901939.40(harmonia mundi)

HMC 901939.40

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今週のバッハは、ロイ・グッドマンとブランデンブルク・コンソートの「ブランデンブルク協奏曲集」をきいてきました。グッドマンの録音については、このブログでいくつか紹介していますが、バッハの「マルコ受難曲」からホルストの「惑星」まで、ほぼ指揮者としてのものでした。このアルバムでは、リーダーのヴァイオリン奏者として指揮もしつつ独奏も担当し、これからきく第6番(BWV1051)ではヴィオラをひいています(もうひとりのヴィオラはジュディス・ターリング)。なお、グッドマンたちの第1楽章は5分16秒。ムジカ・アンティクヮ・ケルンの録音(1987年)の4分25秒ほどではありませんが、それでもけっこうな快速テンポです。

CD : CDA66711/2(hyperion)

CDA66711/2

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これからきくのは、ロイ・グッドマンとブランデンブルク・コンソートの演奏で、ブランデンブルク協奏曲第5番(BWV105)です。独奏は、フルートがレイチェル・ブラウン、ヴァイオリンがグッドマン、チェンバロがアラスター・ロス。イギリス勢らしく(録音も四半世紀以上もまえの1991年)、とりわけ個性きわだつ演奏ではありませんが、高い次元でまとまった音楽をきかせてくれます。

CD : CDA66711/2(hyperion)

CDA66711/2

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