復活節後第6日曜日にきくのは、チェロ奏者クリストフ・コワンたちによるカンタータ「人々汝らを除名すべし」(同名カンタータにBWV44も)です。このBWV183は、レチタティーヴォとアリアが交替し、コラールでおわるという構成。音源のCDは「Cantatas with Violoncelle Piccolo」(1994年録音)という表題どおり、ヴィオロンチェロ・ピッコロがフィーチャーされたカンタータばかりを収録しており、BWV183だと第2曲のテノールのアリアがそれにあたります(独奏はもちろんコワン)。独唱者はバルバラ・シュリック、アンドレアス・ショル、クリストフ・プレガルディエン、ゴットホルト・シュヴァルツ(2016年からトーマスカントル)で、合唱はアクサンテュス室内合唱団。管弦楽はアンサンブル・バロック・ド・リモージュです。
CD : E 8544(Astrée)