毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




昨日からききはじめた、今井信子による6曲の無伴奏チェロ組曲(PHILIPS 475 6219)。番号前半3曲が1997年、後半が1999年の録音で、もちろんヴィオラでの演奏です。ここでは番号順、つまり収録順に楽しむことにしているので、これからきくのは組曲第2番ということになります。

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今週きいていくのは、今井信子による6曲の無伴奏チェロ組曲(PHILIPS 475 6219)。もちろんチェロではなく、ヴィオラでの演奏(チェロより1オクターヴ高)です。録音は第1番から第3番までが1997年6月、第4番から第6番までが1999年1月。ここではこれからきく第1番から番号順に楽しむことにします。今井は1943年生まれのヴィオラ奏者(楽器はアンドレア・グァルネリの1690年製)。独奏、室内楽など、内外で活発な演奏・教育活動をしています。

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三位一体節後第18日曜日にきくのは、カンタータ「神のみにわが心を捧げん」(BWV169)です。同日曜日のためのカンタータは、この「神のみに」と「主キリスト、神の独り子」(BWV96)が伝承されているのみ。ブログをはじめてから同日曜日は15回まわってきたので(15回中3回はカンタータを回避)、ほんらいなら手持ちのCDも手薄になってくるはずです。ところが、「神のみに」はカウンターテナー歌手、アルト歌手の人気のレパートリーで、手持ちのCDも多数。したがって、16回目の同日曜日にきくのも「神のみに」です。選んだCDは、イェスティン・デイヴィス(カウンターテナー)、ジョナサン・コーエン(指揮とチェンバロ)、そしてアルカンジェロによる録音(2020年)です。

CD : CDA68375(hyperion)

CDA68375

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今週後半のバッハは、ファビオ・ボニッツォーニと寺神戸亮の「Johann Sebastian Bach The Sonatas for Violin and Cembalo Obbligato Vol. 1」。同世代の奏者2人によるアルバムは2020年の録音で、解説は寺神戸が担当しています。これからきくのはソナタ第3番(BWV1016)。短調に転じたアダージョ・マ・ノン・タント(嬰ハ短調)をふくめ、4楽章とも伸びやかなのは寺神戸の美質といえるのではないでしょうか。あるいは、ボニッツォーニの美質でもあり、それの相乗効果といえるのかも。使用楽器は、ボニッツォーニがヤン・クーシェにもとづくウィレム・クレスベルヘン製のチェンバロ。寺神戸はアンドレア・グァルネリの1665年製ヴァイオリンです。

CD : CC72866(Challenge Classics)

CC72866

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昨日からききはじめた、ファビオ・ボニッツォーニと寺神戸亮の「Johann Sebastian Bach The Sonatas for Violin and Cembalo Obbligato Vol. 1」。アルバムにはオブリガート・チェンバロとヴァイオリンのためのソナタの第1番から第3番までの3曲が番号順に収録されており、ここではその順番どおりに楽しみます。今日きくのはソナタ第2番(BWV1015)。「絵画的」なドルッチェにはじまり、「協奏曲的」なアレグロ、「時計の音」のようなチェンバロの16分音符上で、ヴァイオリンの美しい旋律が紡がれるアンダンテ・ウン・ポーコと続き、「舞曲を思わせる」フーガでフィナーレを迎えます(かぎ括弧は寺神戸の解説からのキーワード引用)。使用楽器は、ボニッツォーニがウィレム・クレスベルヘン製(ヤン・クーシェにもとづく)で、寺神戸はアンドレア・グァルネリの1665年製。録音は2020年です。

CD : CC72866(Challenge Classics)

CC72866

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今日から今週末まで楽しむのは、ファビオ・ボニッツォーニと寺神戸亮の「Johann Sebastian Bach The Sonatas for Violin and Cembalo Obbligato Vol. 1」です。このアルバムは2020年10月の録音で、オブリガート・チェンバロとヴァイオリンのためのソナタの第1番から第3番までを収録。のこりの3曲は「Vol. 2」に収録されるのでしょうが、現時点では未発売のようです。ボニッツォーニは1965年生まれのイタリアの鍵盤楽器奏者。寺神戸は1961年生まれのヴァイオリン奏者で、2人は「共通の音楽言語」(寺神戸の解説)をもつ、ほぼ同世代の奏者の共演(寺神戸によれば初共演は2018年とのこと)ということになります。きいていくのは、アルバムの収録順どおりソナタ第1番(BWV1014)から。使用楽器は、ボニッツォーニがウィレム・クレスベルヘン製(ヤン・クーシェにもとづく)のチェンバロ、寺神戸がアンドレア・グァルネリの1665年製ヴァイオリンです。

CD : CC72866(Challenge Classics)

CC72866

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先週からきいてきた、ジュリアーノ・カルミニョーラの「6 suites a violoncello solo senza basso」。アルバムは表題どおり、6曲の無伴奏チェロ組曲を、カルミニョーラがヴァイオリンを奏いて録音(2021年)したもので、編曲はマルコ・セリーノによっています。これからきくのは同組曲の第6番(BWV1012)。6曲中この第6番のみは移調なしの編曲です。解説書にはカルミキョーラのインタビュー(マッシモ・ローランド・ゼニアによる)が掲載されており、そこで同組曲のヴァイオリン演奏の特性ついて、速いテンポの曲や舞曲での軽快さ華やかさ、アーティキュレーションの明快さや鋭さをあげています。じっさい、演奏もそのとおりのものとなっています。これはレイチェル・ポッジャーの同じ試みとも共通するものです。

CD : A 533(ARCANA)

A 533

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今夕楽しむのは、大木和音の「三美神」(ana/records ANCD 10001)。先日、大木の「ゴルトベルク変奏曲」(記事は「『ゴルトベルク変奏曲』 BWV988 [39]」)をきいたのをきっかけに、以前から気になっていた「三美神」をe-onkyoにて入手しました。同アルバムは2014年の録音で、DSD256(11.2MHz/1bit)で収録されています。収録曲はジャック・デュフリ、ジャン・フィリップ・ラモー、ジョゼフ・ニコラ・パンクラス・ロワイエの13曲(アルバム表題にもちいられているデュフリの「三美神」はピアノでの演奏もあり)。弾いているチェンバロは「ゴルトベルク」と同じく、オリヴィエ・ファディーニのそれ(クリスティアン・クロールの1770年製にもとづく)で、音色の変化もきわめて鮮烈にとらえられています。ただし、個人的な好みでいえば、その録音には多少の違和感がないわけではありません。音は明瞭にとらえているのですが音楽的ではないような、というのが理由です。もっとも、使用しているシステムとの相性とかもあろうかと。

ANCD 10001

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週をまたいできいている、ジュリアーノ・カルミニョーラの「6 suites a violoncello solo senza basso」。このCDはマルコ・セリーノによるヴァイオリン編曲をもとに カルミニョーラが2021年に録音したアルバムで、6曲を収録順どおりに楽しんでいます。これからきくのは第5番(BWV1011)。編曲にあたって原調のハ短調はト短調に移調されています。楽器はピエトロ・グァルネリの1733年製のヴァイオリンです。

CD : A 533(ARCANA)

A 533

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先週後半から楽しんでいる、ジュリアーノ・カルミニョーラの「6 suites a violoncello solo senza basso」。6曲の無伴奏チェロ組曲をヴァイオリンで奏いたアルバム(マルコ・セリーノ編曲)で、録音は2021年です。これからきくのは同組曲第4番(原調の変ホ長調を変ロ長調へ移調)。使用楽器はピエトロ・グァルネリの1733年製のヴァイオリンです。

CD : A 533(ARCANA)

A 533

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三位一体節後第17日曜日にきくのは、ヘルムート・リリングたちによる「その御名にふさわしき栄光を主に捧げまつれ」(Hänssler CLASSIC CD 92.046)。このBWV148は、1723年9月19日あるいは1726年10月13日に初演されたとみられる、全6曲からなるカンタータです。リリングの録音は1977年。いつものように、シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム、シュトゥットガルト・ゲヒンゲン・カントライを指揮しての録音で、独唱者にはヘレン・ワッツ(アルト)とクルト・エクヴィルツ(テノール)という2人の名歌手を起用しています。

CD 92.046

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ジュリアーノ・カルミニョーラのヴァイオリンで楽しんでいる、6曲の無伴奏チェロ組曲。2021年録音の「6 suites a violoncello solo senza basso」がその音源で、マルコ・セリーノによる無伴奏チェロ組曲のヴァイオリン編曲が番号順に収録されています。これからきくのは同組曲の第3番(BWV1009)。編曲にあたっては、原調のハ長調からト長調に移調されており、すでにこのブログできいている、ヴァイオリン奏者のレイチェル・ポッジャーの無伴奏チェロ組曲でも同じ選択がされていました。

CD : A 533(ARCANA)

A 533

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昨日からききはじめた、ジュリアーノ・カルミニョーラの「6 suites a violoncello solo senza basso」。2021年に録音されたアルバムには、無伴奏チェロ組曲のヴァイオリン編曲(マルコ・セリーノ)が番号順に収録されており、今日きくのは順番どおり組曲の第2番(BWV1008)です。第1番と同じくこの第2番でも、原調ニ短調をイ短調に移調しての演奏。使用楽器はピエトロ・グァルネリの1733年製です。

CD : A 533(ARCANA)

A 533

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今週後半から来週前半にかけて楽しむのは、ジュリアーノ・カルミニョーラの「6 suites a violoncello solo senza basso」です。アルバムは無伴奏チェロ組曲のヴァイオリン編曲(マルコ・セリーノ)を収録したもので、2021年の録音。これからきくのは組曲第1番(BWV1007)で、原調のト長調からニ長調に移調されています。使用楽器はピエトロ・グァルネリの1733年製のヴァイオリンです。なお、YoutubeのチャンネルOuthere Musicに、録音セッションのようすを交えた、第1番のプレリュードの映像(BACH // '6 Suites a Violoncello Solo senza Basso' by Giuliano Carmignola)が公開されています。

CD : A 533(ARCANA)

A 533

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これから楽しむのは、イェレミアス・シュヴァルツァー(リコーダー)とラルフ・ヴァルトナー(チェンバロ)によるイ長調のソナタ(BWV1032)です。「Le Ballet Imaginaire」(架空の舞踏)という、2018年に録音されたアルバムに収録されたもので、ほかの作曲家を省略し、バッハの曲のみを順番に楽しんできました。このソナタはほんらいフルート・ソナタですが、ここではもちろんリコーダーでの演奏。伸びやかなリコーダーの音色は、このソナタに合いますね。使用楽器は、リコーダー(おそらくヴォイス・フルート)がエルンスト・マイヤー製作のブレッサン・モデル、チェンバロがベルンハルト・フォン・トゥハー製作のジャーマン・モデルです。

CD : GEN 19646(GENUIN classics)

GEN 19646

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