このブログでも、動画がシュリュウとなるつつあるなか、
文字だけの相撲チュウケイに、いったいどのような!いみがあるのだろうか、との不安をかかえつつも、
TVの箱を斜め上から?ビデオに撮って、お送りするわけにもいかず、はや、八場所目に入った、この相撲チュウケイは、春場所3日目をむかえました。
里山は去年5月場所以来となる、初日から3連勝となりました。
5月 ①②③●④ ●●●⑤● ●⑥●●⑦ 東4枚目
そのときの相手は旭南海だった。
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今日の里山の相手は北桜、巨漢です。
北桜
身長 : 190.0cm
体重 : 170.0kg里山
身長 : 176.0cm
体重 : 117.0kg
身長14センチ、体重53キロもの差
立ち合い、するどい当たりの里山、ひけをとりません。
あっぱれです。
回転の大きい北桜の突っ張りをはねのけ、ふところに入ります。
やや時間があって、勝負の決まる直前、両者動きが止まります。
ここは、VTRが切り替わり、別の角度から、じっくりご覧いただきます。
里山が北桜のお腹に左肩でタックルするようにして、下から突き起こすような体勢。
里山は北桜の前まわしを、両手で取っています。
その里山の左は、北桜の得意の右を上手で殺している。
ヒジョーによく考えられた、巧妙な取り口で、ここまできました。
しかし、手首ふきんの浅いところですから、これをはずすのは北桜にとって簡単です。
が、北桜、すでに、この時点、ここで動けばアウトなのだった。
まあ、ここは、見てもらうしかありませんな。
里山、見事な体制です。小よく大を制しています。里山には一分のすきもありません。
北桜にはまわしを与えていません。
北桜が右手を抜こうとして上体が立ったのを待って、里山は、肩で下から突き起こすと同時に、右の前まわしも引き付け、棒立ちになった北桜をやすやすと「寄り切」ったのであります。
最後は左で相手の足もとり、巨漢を土俵下に突き落としました。
里山の相撲に、力強さも感じられた一番。
73キロもの体重差を立ち合いから圧倒した、ヒジョーに見事な相撲です。
考えてできるものではありません。アマチュア時代からの里山の相撲にたいする真摯な取り組みがにじみでています。館内大きな歓声です。
きのうの一番で、迷いや、こだわりがなくなり、初心にかえれたという里山は、十両8場所目。
怪我や不運に見舞われながらも、十両上位の位置を保ち続けている(以下つづく)。
北桜(写真上右)は豊桜のお兄さん、
徳之島場所でも人気の兄弟
明日の里山の相手は豊桜です。
去年12月から続いている、奄美大島の長い、長い、桜の季節は、まだ終わらない。
奄美の最高峰、湯湾岳(ゆわんだけ)のソメイヨシノのつぼみは、初場所1月に確認したあと観察が止まってしまっている。
わかあちゃいるんだ、いもおとよ。
五月場所の前には、咲くのは、まちがいなく確実だ。