↑笠利町の海 資料映像? 今日は雨です。ここの地図
今日、3/20は、奄美市ができて一周年ですか。
里山の出身地笠利町も奄美市になって一年がたちました。
去年の春場所8日目、大阪府立体育会館、
「西方、里山、西十両八枚目、鹿児島県大島郡笠利町出身、三保ケ関部屋」
と呼ばれた日の相手は、徳之島、天城町出身、西の六枚目の旭南海だった。この日、旭南海は里山に破れ、全勝に土がついた。
翌、9日目が3/20(月)市町村合併により、場内アナウンスも「鹿児島県奄美市」に変わった。
この日の放送席では、里山の一番、その話題で持ちきりだった。
「・・・ま、昨日の勝ち星が、笠利町出身としては最後の白星となったわけでありますが、そのあたり、向こう正面の藤井アナウンサーに話を訊いてもらっています、藤井さん」
「はい、えーとですね、そのお、市町村が、ま、出身地が、名前が変わるということについては、まぁ、それほど意識はないですし、ま、新たな気持ちでがんばろうと、いうぐらいです、と」
この日、里山は、隆の鶴を寄り切りに破り、星を5勝4敗とし、白星を先行させた。
あれから一年、きょう、10日目、大阪府立体育会館、
「ひがしかたあ、里山、東十両四枚目、鹿児島県奄美市出身、尾上部屋」
体重も三キロほど増えて、押す力もでてきた里山、細身の白馬を徹底して押して攻めました。
先場所千秋楽の白馬戦、勝ち越しをかけた一番で寄り切られた一番は、新十両から七場所のホーソーの中で、いちばん悔しい一番でした。
が、きょうは、勝ったあと息があがる様子もなく、いわばゆとりの相撲。
オジヤマ氏にとっては、過去最も価値ある一勝です。
奄美大島からの幕内力士誕生は、何年ぶりでしょうか、このホー、ソー机には詳しい資料はありません。
いまも聴こえるあのラヂオの声、
アサシオ、出る、アサシオ、ヨッタ、ヨッタ、ナオモヨル、ヨル、ヨル、アサシオ、ヨッタ、ヨッタ、ヨリキリー、アサシオのカチー。
あれから約半世紀 14インチ仮設TV
10日目今日の立ち合い
時間です。
テオツイテっ
ハッシ
ハーキヨイ
低くいきました里山、突っ張ります
引く動き、ついていく里山
白馬が押し返す
里山押し返します
右からおっつけます
絞ります里山
白馬がまわしをさぐる動き、
里山きらいました。
押していく、押していく、押し出しー、
里山の勝ちー、
里山勝って9勝1敗、
里山も1敗を守って星を延ばしました。
サトヤマー、
幕内にあがりますと、ラジオでも聴ける、里山の相撲。
真空管ラヂオで聴いてみたい。
ハイビジョンでも見れる。
副音声の英語でも聴ける。
深夜「幕内の全取り組み」でも見れる。
=====勝ち星の研究 表現編
「星をのばす」という表現は、勝ち越した里山の幕内昇進が「見えた」という意味とですね、優勝戦線での優位を保つという意味あいがありまして、「星を積み上げ」なけらばならない状態、まあ、つまり、より低い番付にいる場合より、積極的あるいは、楽観的な表現となります。のばしたあとさらに「星を重ね」ますと、幕内昇進が、確定的となり、モー、いくら慎重な人でも心配はありません。まあ、これは明日ですね。
それから、今日はまだ火曜日ですのでね、重ねたあとに「星を上乗せ」あるいは「積み重ね」ますと、モーたいへんです。そのケンキューは、また明日以降に。
幕内昇進のために必要な勝ち星は、その力士の現在の地位や、下位の幕内力士と周りの十両力士の成績などにも左右され、一概には言えませんが、
先場所、現在の里山と同じ東十両四枚目の若の里が今場所、幕の内の東前頭16枚目に昇進したことなどを参考に、シンチョーに判断した結果、先走りの気のはやい段ひら氏は、里山が六連勝した時点で、来場所の新入幕は確実とみておりました。
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