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地に付きそうな長い藤の房に、日本舞踊の藤娘を描き、遠目には、白雲かと想う清楚な白藤を角度を変えては眺めたり,白藤の下から透かして見える皐月の青い空を見上げ、自分の世界に浸っている時の事だ。
神苑のどこからか打ち鳴らす太鼓の音が、全ての音を遮って聞こえた。
お腹に響き、心に響く力強いその音を頼りに藤園を出た。次第に大きくなる太鼓は、池に突き出した、浮舞台からだった。
創作和太鼓グループ鼓宮舞の、女性も混じった若者の打ち鳴らす和太鼓の演奏に惹きつけられた。
神への奉納の和太鼓は、春日の森に響き、偶然に与えられた感動の時間が、藤の美しさと不思議な融合でもって、更にいい時間を過ごせた。
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