カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

城下町・土佐

2005年05月19日 | ☆ ふるさと・大和

城跡で見かけ碑である。
土佐は、高取藩植村氏二万五千石に城下町である。さぞかし歌のように山全体が白く見えるくらい山城として立派な様相をしていたのだろう。



「土佐の石川さんで診てもろたら、直に治るで」子供の頃、できものが皮膚に出来たらこの言葉をよく耳にした。
四国の病院まで行くのだろうかと思ったことがあった。
今高取の城下町を歩いて、この医院のことだったのだと、思わずNさんと顔を見合わせた。門構えからこの医院の歴史を思う。


武家屋敷の長屋門も復元されている。

土佐の名の由来は、古代に「土佐の国」から移り来て住み着いた土地といわれている。(見学資料)

観光案内所、夢創館の裏手から中を見ると、懐かしい竈があった。
「へっついさん」と呼んでいたが、今PCで変換すると、竈と出てきたので驚いた。
ここでは、今も薪を入れて使うことがあると、居合わせた人が話してくれた。
城下町としての町筋をを、綺麗に復元し大事にしている町だ。

コメント (10)
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