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大阪、奈良の町並みの見える場所のあちこちに、パーキングがあり、夜ならば、どんなにか街の明かりが美しいだろうと、真昼のパーキングからの眺めを楽しんだ。
桜の通り、もみじの通りと表示されているが、今は全て緑に覆われていることから、3つの残念を思わざるを得ない。
夜景の残念、桜の季節でない残念、もみじのトンネルでない残念である。
その残念を救ってくれたのが、合歓の花盛りの木々である。
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『・開花時期は、 6/15頃~ 9/ 5頃。
7月後半頃は花が途絶えるが、8月になると
再び咲き始める。
・日当たりのよいところに生える。
・夏の夕方に、かわった紅の花を咲かせる。
花は化粧用の刷毛(はけ)に似ている。
・オジギソウの葉は触るとシューッと閉じるが、
ネムノキの葉は触っただけでは閉じない。
夜になるとゆっくりと自分で閉じる。
それがまるで眠るようなので「眠りの木」、
そしてしだいに「ねむの木」に変化していった。
「象潟(きさかた)や 雨に西施(せいし)が
ねぶの花」 松尾芭蕉
(”西施”とは、中国の春秋時代の傾国の
美女のこと。花をこの美女にたとえた)』
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青空に浮かぶ白い雲と赤い鉄塔。
その裾を包むように、真夏のお昼時健気に咲く合歓の花の淡いピンクが目に優しく映った。
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