カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

なら燈花会・古都の夜に咲く燈の花

2006年08月10日 | ☆ ふるさと・大和





浮雲園地
ここで燈が灯されるのを待った。



東大寺南大門から大仏殿のライトアップを見る。
金色の鵄尾が美しい。



東大寺から南へ歩き、浅茅ケ原会場に出る。
黒い大地に咲く燈の花と竹細工のオブジェ、さらに目を上に移すと十三夜の月が空に白く漂っているようだ。



籠松明のような燈のトンネルの下をくぐりながら浅茅ケ原を歩く。



浅茅ケ原にはこのような竹のオブジェが目に付く。
足元の燈の花以外には、真っ黒なのでついカメラを向けたくなってしまう。



鷺池の中の浮見堂のライトアップである。
浮見堂の燈が水面に揺らめく様は、離れて見るほどに、幻想的である。
ここでは、ボートに乗った若者が、池の中からの燈を楽しんでいた。



五十二段
猿沢池から興福寺への石段の灯りは五重の塔へと導いてくれるように上に続く。



ライトアップをした五重塔に、十三夜の月が一際よく似合う。
お昼に見る塔と夜の塔は、また違った美しさがある。
ここでは、多くの人が座り込んで眺めていたが、不思議なほど静かだった。
昨年、ここで、笙の笛の演奏を聴いたことを思い出し感動を新たにした。

コメント (15)
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