今年も縁がなかったか・・・
ティーサロンの人の話では、今年の咲き方は例年と違っていたらしい。
蕾が沢山付いたときの長雨で、それが水に浸かってしまった。
一度そんな環境になると、咲かないそうだ。
その後の蕾が一斉に咲いた時が短くて、開花時期が例年とは違ったようだ。
それにしても、ヘルペスダウンの間に、蓮との出会いを失った私である。</senter>
朝の陽射しの中にピンクの蕾を見つけた。
待っていてくれた蓮は、可愛い。
今日で花びらが落ちてしまのだろうなぁ・・・
葉の緑が生き生きと花を守っているようだ。
クリーム色の蓮が、葉陰で憩うように咲いているのがいじらしい。
その花びらにさらに憩う1匹のイトトンボのすっと伸びた尾の先まで、安心のポーズである。
子供の頃吉野川遊びの時に、この地方でも沢山見られたが、今は、シオカラトンボやアキアカネ、オニヤンマなどは見られるが、イトトンボは見かけない。
琵琶湖の水辺にはこのように、イトトンボの安心して生息できる環境があるのだろうと、嬉しい気分で見つめていた。