雨も暑さも適当であって欲しい。
最近は、気象について、「こんなの初めて」というようなことが聞かれる。
高齢の方が、こんなことは初めてというのは、異常気象というほかはない。
気象状況ではないが、『初めて』のことが昨夜起こった。
突然の夜の訪問者である。
濡れ縁から雨戸を閉めて、納戸に入ると、足元で何か動く。
電気をつけて、眼鏡をかけて、よく見ると洋服箪笥の白い扉に小さいアマガエルがへばりついている。
触れるとおしっこをかけて移動するアマガエルの事だし、箪笥と箪笥の隙間にでも入られるとどうしょうもないので、ビニルの袋を持ってきてすばやく蛙のところに被せた。
すぐ庭に出してやろうと、電話を受けながら目はアマガエルの動きを追っていた。
大きい袋だったので、その中でしきりに動き回って外に出ようとしている。
その様子が面白くて、電話が終わるとすぐカメラを向けたのがこの3枚である。
透明とはいえビニルの袋越しの撮影だから、ピンボケのようにぼやけて写る。
庭ではよく見るアマガエルだが、部屋への訪問は初めてだった。
雨戸を閉めに出たとき、一緒に入ってきたものらしいが、パソコンをするアマガエルが主人公の今日の記事となった。
「おつかれさん」ビニルの口をあけると庭の叢の中に勢いよく飛び出して行った。
ビニルにはちゃんとおしっこを残して・・・