このくくり猿は、鰻屋さんの暖簾の脇に吊ってあった。
8月の初めに所用で奈良に行った時の写真である。
用が早く済んだので、ならまちの駐車場に車を置き、その辺りを少し見て帰ろうと思った。
駐車場から道路に出ようとしたとき、裏の高い植え込みの中から一頭の鹿が出てきて車道を堂々としかもゆっくりと横断した。
勿論車は、どちらの車線も停止して鹿が行き過ぎるのを待ってから、そろそろと発進した。
鹿が安全に渡るのを目で追っていた。
交通事故で怪我をしたり死んだりする鹿が、年間何頭かいると聞いたことがある。
幸い今日は両方の車線のドライバーさんも、横断する鹿に気づいて、渡り終わるまで待っていたが、スピードを出していたりして気が付くのが遅れることもあろうし、気が付いて急停車したら、後続車があった場合事故を起こす危険がある。
安全な公園でいると良いが、このようなはみだしっ子がいるので、奈良の街を走る時はきをつけねば・・・