ことぶきマットは9月の敬老の日までに(8月中)、今年80歳を迎えた市内在住の、退職公務員の方への、退職女教師ひまわり会からの贈り物として届けることの続いている行事である。
ひまわり会の会員も、退公連(全国退職公務員連盟)に皆加入しているので、その中の女性部としての活動でもある。
編み手が少なかったが、若いひまわり会の人(若いといっても定年退職をした人は60歳だし若年退職の人もいるが・・・)、意欲的にマット編みに挑戦してくれる人が増え、心強い。
材料を見ながら3枚は編めると思っていたが、あと少しで完成といったところで、縁取りの色の糸がなくなってしまった。
製図をしてくれたKさんは、全ー1320、文字364、背景ー676、縁280と書いてくれているが、アバウトな私は、大体これくらいの量で足りると思いながら色を揃える。
それが甘くて縁の70個余りが足りなくて3枚目は未完成となってしまった。
材料をあずかってくれている人の家に行って、良く似た色を探してこよう。
これは、糸より作業の時の写真である。
ごっちゃ混ぜの糸を机の上に広げ、月1回より分け作業をする。
同じ色の糸をビニルの小袋にそれぞれより分けて入れる。
しんどい作業であるが、大体15人余りの人が、自分の予定の入っていない時に参加してくれる。
この作業があってこそ、編み手は、スムーズに編み進めることが出来るので、重要な役割である。
一つの事を成し遂げる時、それを支える細かい作業がとても大切であり、人それぞれ、できる作業の分担は、どの社会でも同じなのだと思っている。