カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

エノコログサの思い出

2008年08月30日 | ★ 日々の呟き




裏の野路に出ると、赤い花(何か分からない)とエノコログサが咲き乱れていた。
エノコログサの穂の色が、ベージュもあるのかと思ったが、これは枯れ初めかもしれない。



穂の一つを見つめていると、孫の2~3歳くらいの頃だったか、この裏道を一緒に散歩しながら、1本を抜いて、私の首筋に持ってきて、「これ、こちょこちょ自慢やで」といった日のことをいつも思い出す。

いつかブログに書いたような気もするが、孫のこの表現は、感覚的に捉えて面白いものだと、感心した昔のことだ。
くすぐるのにもっとも手ごろだから「こちょこちょ自慢」と命名した孫も、来年は結婚すと事が決まっている。
本人は、babaにこんなことを言ったことなど、覚えてもいないだろうが、babaにとっては、孫の感性から出た言葉を、忘れられない。



薄く差した朧な光を逆にして、撮ったエノコログサが別の雰囲気を醸し出す。
青空の下で見る日が、早く来ると良いのにと思いながら、つれづれなるままに、額で飾ってみた。






コメント (12)
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